怪談かさねが渕の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『怪談かさねが渕』に投稿された感想・評価

無駄がない、テンポ快適。66分?
和製怪談映画の完全試合?
丹波哲郎以外は見知らぬ俳優というのも盛り上げた?
女優陣無駄にエロい。冒頭の雪の振り方の濃厚さに驚いた。贅沢だ。

中川信夫の映画では人はまっすぐ向き合わない。
あるいは、師匠を見舞いに行った二人が、人一人分ずれて座るが、向き合わせないのも、顔が見えるようにするためか?

@国立映画アーカイブ
上映生誕120年 …

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川内康範の脚本を中川信夫が監督した怪談映画。「怪談累が淵」はオリジナル版タイトル。短縮版が「怪談かさねが淵」。オリジナル版は消失しており、短縮版のみ現存。
3.6
特集 大蔵貢と怪談映画1956-1976 1/16

◎短くても完璧「累ヶ淵」怪談の最高峰 まず必見

1957年 新東宝 モノクロ 66分 スタンダード
*僅かに問題あるも全体的に状態極めて良好
(原題『怪談累が渕』改題縮尺版)

「四谷怪談」と並ぶ…

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金貸しの宗悦が取り立てに行ったところ旗本に殺されてしまう。怨霊となった宗悦が旗本を殺し20年後、それぞれの息子と娘が出会い恋に落ちる。親子二代に渡る怨念の物語。
圓朝による怪談噺。断ち切れない因縁。…

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2組の両親の因縁を受け継ぐ娘と息子の話。優柔不断なふにゃふにゃイケメンのせいで2人の女が不幸になる。冒頭の雪の場面から素晴らしい。撮影も良い。
待ち合わせに使われる船着場の場面、川と向こう岸の建物の…

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4.0

「わかった。私ゃ、わかった。おのれ、新吉、よくもこの私を親子二代に渡って、だましたな」
「新吉、狂ったな。全ては因果応報の理というものだ。ついでにてめぇも冥土に行ったらどうだい?」

旗本・深見新左…

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