本人は嬉しそうだけど、粘土で作るシーンも、
粘土を箱にしまうシーンもとても切なかった…
セリーヌ監督は、声や自然の音に、
フォーカスしていることが多いので、
感情がこちらまでしっかり届く。
そし…
このくらいの年齢の子たち特有の中性的な美しさが詰まってる。
ポケットに手を突っ込んでみたり、唾を吐いてみたり、男の子の仕草を真似して小さく喜びを感じてるロールが健気で可愛くて胸がぎゅっとなった。…
子供が生まれたと告げられて、「男の子?女の子?」と、咄嗟に問いかけてしまう。
その違和感に気づかなければならない。
リザも、一緒にサッカーをしたあの子達も、ロールの性別を前提とせず、ただ共にいる時間…
ずっとみたかった作品もう10年以上も前の作品なのがびっくり
ひと夏で終われれば思い出として閉まっておけるけど、夏休みあけもみんなと過ごしていくんだぁ…🥹
ラストカットでちょっと安心👏🏽
そして妹の…
男の子になりたい女の子の話し。
フランス人は美しい男の子いっぱいで
池田理代子の漫画かと思うほどきれいな男の子いっぱいいるから、もうどっちでもいいじゃないのと思ってしまう。
「君の名前で…」「シチリ…
驚愕の演技力…そして空気感。
無言の時間もどんなことを考えているのか、思っているのか、分かりやすかった。
子どもの小さいコミュニティで生きるのって難しい…
自分のありのままの性で生きられる世の中に…
母により強制終了したことの良し悪しは置いといて、
男の子として生きてみた行動力が素晴らしい。
この夏の経験は絶対にロールを成長させただろうし、周りの友達にも何かを得る機会になったと思う。
両親も変わ…
© Hold-Up Films & Productions/ Lilies Films / Arte France Cinéma 2011