白黒撮影による明暗の強調、スコセッシの優れた演出とロバート・デ・ニーロの素晴らしい演技、スモークや照明などの効果的な使用や優れたカメラワークと編集はこの映画に独特なムードと美しさをもたらしている。
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曲がらない信念と、衝突する世界。
本作は、元より凄まじいショットの力強さがモノクロのルックによって更に上乗せされ、ロバート・デ・ニーロ演じるジェイク・ラモッタの曲げることのできない生き方を、時にド…
画の迫力に圧倒される。
白と黒、光と影のコントラストを鮮やかに強調しながら、各場面の一つ一つが、そこだけ切り出しても一枚の美しい絵画として成立するほどに見事な画面構成で撮影されている。多くの登場人…
1980年代のロバート・デ・ニーロは、まるで神からの贈り物のようだ。スクリーンに映る彼のソン竿はただの俳優という枠を超えて、肉体と魂のすべてを捧げた表現そのものだった。ひとつの映画の中で、別人のよう…
>>続きを読む登場人物は全員クソ野郎、かなり時代錯誤のような描写や表現が多数、話としては今ではよく見られるような伝記映画。
なのに異様な迫力と異常な面白さで退屈もせず、鳥肌立ちまくり。
映画の知見が浅いから言葉に…
17の自分がこの映画にレビューしてもいいのかと。
現代人が40年代のアメリカの文化、風潮なんて理解できないと思う。それでも自分は理解した、いやこの映画を通して理解した気でいたい
実在していたボクサ…
実在のプロボクサー、ジェイク・ラモッタの半生を描いた作品。
デニーロは役作りのために27キロも増量したとのこと。
デニーロの演技力は凄いし、スコセッシはあえて白黒で撮ったそうだが、それが“味”になっ…
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