さすがスコセッシ&デニーロ。よくある「ボクシングのチャンピオンが持つ苦悩を描きます」系かと思いきや、それに留まらずかなり内面までしっかり表していた。むしろデニーロ演じるジェイクが、精神的に追い詰めら…
>>続きを読む1980年 マーティン・スコセッシ監督
デビュー以来 無敗を誇っていたジェイク・ラモッタは ダウンを7回奪ったにもかかわらず 判定負けで敗れてしまう
怒りが収まらないジェイクは 妻や弟でマネージャ…
どうしようもない主人公なのに、なぜか目が離せない。暴力的で自己中心的で、周りもみんなクズ。なのに全員どこか人間臭くて、妙に惹かれてしまう
モノクロの画面が血や汗をより鮮明に焼き付け、わかり合えない…
アメリカにはボクシングをはじめとするスポーツ映画の系譜があるけれど、この作品はそれとは一線を画している印象が。ボクサーの主人公の性格は最悪だし、その周囲にいる人間にもろくな奴はいない。そんな彼らのド…
>>続きを読む17の自分がこの映画にレビューしてもいいのかと。
現代人が40年代のアメリカの文化、風潮なんて理解できないと思う。それでも自分は理解した、いやこの映画を通して理解した気でいたい
実在していたボクサ…
たかだか2分ほどのオープニング・クレジットだけで、作品の核心を伝えながら、これほどまでに何かを表しえた映画をちょっと他に思い出せない。スモーキーな白黒の映像に、ガウンをまとってリングに立つ男。これか…
>>続きを読む己を証明するためにリングへ上がり、拳を振るい、そして勝利する………ボクシング映画のカタルシスは『ロッキー』もといスタローンの手によって確立された訳だが、スコセッシとデニーロは全く別のベクトルからボク…
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