この映画は、日本映画だが、長く続く、日本の社会風土批判となっている。タイトルは、『武士道残酷物語』となっているが、この映画の、『武士道』とは、『大和魂』や『サラリーマン』って意味でもあり、上司の言う…
>>続きを読む7月に閉館する東映最後の直営館。
2階最前で鑑賞。
面白かった。
個々の尺には差があれどオムニバス。
最初の1人こそ自主的だったが、あとは横暴理不尽。明治期と最後の1人に至っては忠義というよりもは…
なんと虚しく遣る瀬無い物語であろうか。
男社会が作り上げた構造の中で翻弄される人々の痛切さを鮮やかに描いた傑作!晴れやかな展開などあるはずもなく、そこにあるのはただただ家父長制という茶番に踊らされる…
原作未読。
ある一家の何代にもわたる物語で、理不尽だし間抜けだし重苦しいし。観ていてストレスが溜まる、溜まる。
(このムカつく筋書きなら『十三人の刺客』的な展開になるんだよね?)と期待するも、主人公…
残酷物語とは言うけど、錦之助がただダメ野郎なだけじゃん。でもその結果、関ヶ原の戦いの後、現代まで長らえてこられたとも言える。とすれば、それは運命、その運命に耐えなければ生き残れなかったとすれば「残酷…
>>続きを読むイヤなことしか起こらない。
映画の出来は、いいんだろうけど、
とにかく、イヤなことしか起こらない。
ちゃんと映画的には、段階を踏んで
次々と、レベルアップしたイヤなことが
起こり、つくづく…
「武士道残酷物語」
第13回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作品。日本人の奉公の精神が招いた悲劇をオムニバス形式で綴る作品。タイトルに「残酷」とあるものだから、どれくらい残酷なのかワクワクしていたら想…
武士道残酷物語
まずは中村錦之助にブラボー
時代劇を現代劇でサンドイッチするという構造。新鮮で見応えあり。
開始1時間20分あたりが、救いようなさ過ぎてやばい。
「残酷」の主語は何か?
・例…
2022年87本目
【あらすじ】
飯倉進は婚約者が自殺を図り、不幸な身の上は先祖代々の血と歴史を振り返る。
初代は主君のために切腹、その息子はまじめすぎて謹慎ののち主君をおって切腹。その息子は衆道の…
忠義 岸田今日子 南條範夫のりお 御寵愛を受けて 信濃の春 生き地獄 去勢される 25年の生涯 鋸引きの刑 兎を銃殺するサディスト 自刃 侍の命はお家のもの 見積もりが甘かった事になる 信州ダム建設…
>>続きを読む©東映