短文感想 69点
ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞している数少ない邦画。飯倉家という一族の悲惨な末路を時代を追ってみていくというオムニバス形式の作品。全7話で構成されており、1話が安土桃山時代、2-4…
この映画は、日本映画だが、長く続く、日本の社会風土批判となっている。タイトルは、『武士道残酷物語』となっているが、この映画の、『武士道』とは、『大和魂』や『サラリーマン』って意味でもあり、上司の言う…
>>続きを読む飯倉という一族の哀れな歴史を描く地味で悲しい大河ドラマ。
武士道残酷物語というくらいだから時代劇映画だと思って見始めたらスーツのおっさんが映って病院に女が運びこまれるところから話が始まるのアヴ…
日本人の精神性を武士道という視点から、主君に仕え個を犠牲にして集団として生きてきた先祖の話から現代に伝わるまで、その果てが"神風"という究極なのかと、奇妙とすら思っていたその精神性を、戦後当時も今の…
>>続きを読む萬屋錦之介というと、拝一刀くらいしかイメージがなくて、しかもその拝一刀すら見たことがない。恥ずかしながら、初・錦ちゃん。
タイトル通りの残酷物語。萬屋錦之介が江戸時代から昭和まで、侍や特攻隊員やサ…
7月に閉館する東映最後の直営館。
2階最前で鑑賞。
面白かった。
個々の尺には差があれどオムニバス。
最初の1人こそ自主的だったが、あとは横暴理不尽。明治期と最後の1人に至っては忠義というよりもは…
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