【東京で2500円も使っちゃった】
林芙美子の未完の絶筆となった連載小説を成瀬巳喜男監督や脚本家が結末をこしらえて映画化。
大阪で暮らし周りが羨む美男美女夫婦(上原謙・原節子)もその実は曲がり角…
成瀬巳喜男映画を見る上での軸になる作品だと思った。全てを相対化した上で生活を映画に写す。
原節子は生活そのものに対して問い、様々な価値観の”生活”を見る。その中で自分の生活を相対化して見つめ直す。…
小津作品よりも俳優陣の細やかな演技が見られるのがとても良い。やっぱり原節子と杉村春子の二人なんだけど全然違う。原節子は今作で、自分の意見を割と言うし、態度にも出す。杉村春子は義理の息子の言うことを…
>>続きを読む上原謙と原節子が共演した、成瀬巳喜男監督の夫婦ドラマ。
大阪。大恋愛の末に結ばれた結婚5年目の倦怠期夫婦のもとに、縁談を拒んで家出をした20歳の姪が東京から訪ねてくる。
「あなたは私の顔を見ると…
「腹が減った」の一言がセンシティブな発言だと、あたふたしながら詫びを入れるところが微笑ましい。
突かれたくないことを聞かれた際の原節子が「猫を飼ってる」という支離滅裂な返しをするのが面白い。日常生活…
一見、男の愚かさが目につくが、女も同じように不器用で意地を手放せないのだ。戦後まもない作品で、旧来的な男女の価値観が反映されているが、愛が冷めていく様子は、今とあまり変わらないなと思った。無駄がなく…
>>続きを読む結婚した者なら誰もが一度は経験するだろう夫婦の倦怠期。些細なことで諍いを繰り返し、言葉とは裏腹に主人公たちの溝が徐々に深まっていく様子が実によく伝わってきた。大切なものはどうして失って気付くのだろう…
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