100markごとに名監督。1900本目は、日本の名匠成瀬巳喜男にしました。
この白黒の時代に、こんな倦怠夫婦映画が作られていたは知らなんだ。仕事仕事の夫に匂わされる肉体関係、家庭というものに縛ら…
原節子をヒロインに迎えたこの人情ドラマは、当時スランプにおちいっていた成瀬巳喜男が復活するきっかけになった作品として国内外の評価も高い。林芙美子による未完の原作を川端康成が監修、田中澄江・井出俊郎が…
>>続きを読む倦怠期を向かえた夫婦の心の機微をきれいに描いた映画。
ゆっくりとした、言葉は決して多くはないのに、短い台詞でストレートに響く役者が発する言葉。
本当に美しい日本語はこのようなものだと衝撃を受ける。…
この時代の男も女もその関係性も全く嫌いだとは言い切れないんだよな 男は無口に働き女は家庭を守る それぞれにある当時の粋な矜恃
いつになっても大切なことは、真に互いを尊敬出来て、ふとした時顔や匂いや仕…
男は外で働いて、女は家で家事をする。その日々の繰り返しに夢も希望も持てずにいる三千代。そこに家出してきた姪がやってきて…。
70年以上も前の映画だから、今じゃあり得んだろという描写がたくさん出てきて…