カンフー・マスター!の作品情報・感想・評価

カンフー・マスター!1987年製作の映画)

KUNG-FU MASTER

製作国:

上映時間:80分

3.4

「カンフー・マスター!」に投稿された感想・評価

あくび

あくびの感想・評価

4.5
初見の子供時代と今観るのでは、切なさが違う。ジェーン・バーキンはいつ観てもかっこよい。そこだけは揺るがない。
最近は巨匠の映画しか見てないから、ほんとに当たりしか引いてない

文明の機器が何もない島とテレビゲームという対比も面白い
カンフーマスターというゲームの中で主人公の操作するキャラクターが階段を登っていくシーンの直後に、現実世界でジェーンが階段を登るショットを入れる演出が粋過ぎる

ラストはほんとにアニエス天才だろって感じでした

カンフーマスターというゲームを製作した人もこんな風に使われるとは夢にも思ってないだろうね
なすび

なすびの感想・評価

5.0
めちゃもちゃヘンテコなはずなのになぜだかキュンキュンしてしまう謎の映画💥

40歳のお母さんが娘の友だちの15歳の男の子と恋をするというぶっ飛んだ話をいつものフランス恋愛映画らしく淡々と描いていく。

というかもうお話のそれより現実関係でぶっ飛んでいるのでちょっと聞いてよ!!!

もともとジェーンバーキンが原案で脚本書いてそれをアニエスヴァルダに話を持ちかけて作ることになったらしいが、ジェーンバーキンが母親役で娘役が2人とも父親違いの実の娘、シャルロットゲンズブールとルードワイヨン。でジェーンバーキンと恋する15歳の少年役にアニエスヴァルダとジャックドゥミの息子のマチュードゥミ。
ジェーンバーキンが訪れるイギリスの実家は本当の実家らしいし、パパママお兄ちゃんも実際の家族らしい。
ものすご家族出すやん🙄🙄🙄

いやそれにしてもジェーンバーキンとマチュードゥミのキスシーンとか結構あるしラブラブしてるし、みんなどんな心境なのよ…?と見ている私がお節介したくなるくらいハラハラする!演技と割り切ったとしても恥ずかしいだろ!!!恥ずかしくないの!?別にいいけど!全然いいけど!!


お話は実はちょっと自分もこういう恋愛をしてしまうんじゃないかとドキドキした。自分は正直お肌綺麗でまつ毛が長い美しい顔の男の子が好きだし、今は年相応同い年くらいの子でそういう相手がいるから大丈夫だけどこれから自分が年取ってもし好みが変わらなかったら、そんな子に言い寄られたら恋愛してしまうかもしれない…ね、ドキドキするね…
島で遊んでいる時、岩で1人佇んでたら後ろから少年きて髪の毛をクシャって撫でてくれるので惚れてしまいました😳

ジェーンバーキンは甘ったるい声だなぁって聞くたび驚くけど、それを受け継いだのかシャルロットもすごく素敵な声を持っていて羨ましい。妹のルーちゃんは大きくなった姿をさっき調べたらジェーンにそっくりでこれまたキュンとした。
マチュードゥミはこんなに可愛かったのに育ったらなんとも言えん顔でちょっと悲しかった…

最初のカラテopはアニエスヴァルダのことが一瞬で好きになる可愛らしくて柔軟なものだった!ラブ!
アニエス・ヴァルダ監督作品なので観た。
タイトルから「カンフー映画」と思っていたら、年齢差の恋愛ドラマだった。

15歳の少女ルシー(シャルロット・ゲンズブール)と14歳の少年ジュリアン(マチュ・ドゥミ)は遊び仲間だが、ルシーの母親マリ=ジェーン(ジェーン・バーキン)は少年ジュリアンと恋人どうしになっていくという少し危険なドラマ。
映画タイトルになっている「カンフー・マスター!」というのは、少年ジュリアンが大好きなテレビゲームのこと。

さすがに恋愛に大らかに見えるフランスでも歳の差恋愛は御法度の様子。
途中、イギリスの風景も映る。マリ=ジェーンを演じているジェーン・バーキンがイギリス出身だからか…。
シャルロット・ゲンズブールはジェーン・バーキンの実娘であり、少年ジュリアンを演じたマチュ・ドゥミもアニエス・ヴァルダの実の息子である。

この映画、原題も邦題も「カンフー・マスター!」であるが、カンフー映画と間違えられて観ていない人も居るかもしれない、と思うと勿体ない話である。
eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.2
アニエス・ヴァルダとジェーン・バーキンの家族映画。
家族への愛と信頼のもとに描かれるアラフォーシンママと14歳少年の恋。
この自由な軽やかさとユーモアは新作にも脈々と感じる。
「ゲームはあくまでゲームで迎合しようとしてない」大寺眞輔氏解説より。
smmt705

smmt705の感想・評価

-
私の悪いクセで、勝手にアクションものと思っていたのだけど、マリーとジュリアンの仕草や目線で、これはただ事ではないと察知!娘とか母とかの概念を飛び越えた言葉が爽快なのと、自分を否定しない姿勢に励まされるし、感情のベクトルが外に向いているから、深刻なことも不思議と深刻に感じない!この感覚、憧れる!
haruy

haruyの感想・評価

4.3
アニエスヴァルダ 本当に可愛らしい愛らしい。
カンフーのゲームが題名にもなってるんだけど、5階(?)にいるお姫様を助けにカンフーくんが敵を倒して行く
それと話の中の年の差恋愛をしている2人が繋がってる
なんておちゃめ
色んな愛の形があっていいんじゃないかって。結構な歳の差だけどちゃんとラブラブしててときめいた
超年の差恋愛ものというわけで『ハロルドとモード』を思い出す。ジェーン・バーキンのお相手14歳は、なんとヴァルダとドゥミの息子らしい。イケメンかよ!
カンフー・マスターとはアーケードゲーム、スパルタンXのことだ。ゲームでは結ばれる(かのように見える)男女も現実ではうまくいかない。2人の恋愛がバレたときの、バーキン母のアドバイスは「うーん、島へ行きなさい!」
島の別荘での窓からは、月の光が幻想的な青を放つ。面白かったです。
恋心に正しさや類型を作り出してはいけない。それこそコントでなければきっと成り立つものたち。14歳の残っている記憶に恋する母なのか女性なのか、ハレルヤを山手線で読んでいる、全く知らない猫たち、頭に入らないハレルヤ
ちょっと難しかった💦

客席はぎゅうぎゅう。
ちょいちょい笑いが起きてた。

最後の方で楽しみ方というか見方というかがなんとなく分かったような気がしました。

14歳との隔たりはすごくリアルに感じました。
なのでそばに寄り添うことのできる主人公はすごいなと思ったり。

たまたまシネマテークだった。気になってたので体験できて良かったです(^^)
監督作品初鑑賞。とても重層的な作品のようで咀嚼するにはまだまだ勉強不足でした。
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