川崎駅の人混みのなか弾けんばかりに身体を動かし、喫茶店からワコちゃんを発見しては往来激しい通りに飛び出して追いかける。4人家族の狭い団地で自分の居場所はビーチチェアの幅しかないベランダ。黒沢年男の美…
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そもそも、なんでそんな出会い方(ちなみに、遅刻したのでそのシーンは見ていない。それどころかそのせいで本作の主題歌まで聴きそびれる)で恋仲になるんだよ笑
主人公の彼はガテン系というかどこか熱いんだけ…
荒木一郎の曲、和田誠のかわいい文字、人混みの中跳ねまくる多動な黒沢年男のはじまりから感無量。運動しまくり。死んだ夫の弟・有島一郎から求婚されてる森光子は保険の外交やって毎晩晩酌。久々にあのいやらしさ…
>>続きを読む黒沢年男のキャラ普通にヤバいし大迷惑なんだが、低所得&低学歴な工業地帯川崎ゲットーの過酷な労働・家庭環境の鬱屈を晴らすようにエネルギーを発散しながら動物みたいに走りまわる姿がなんかもう痛々しいという…
>>続きを読む#54 武満徹大会@ヴェーラ
以前に観たときは、あまりのオンボロ・フィルムで、いくらなんでも、これではカネ返せといいたくなる有様だった。
だが数年前にラピュタでニュープリントしたはずなので、もしやと…
自動車工員・黒沢年雄とベアリング店員・酒井和歌子のうぶな恋愛を彩るような風景はどこにも存在しない。
あるのは、ごみごみした川崎工業地帯、雑多な駅の構内、人混みの海水浴場、それぞれの貧しい家庭の抑圧。…
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恩地日出夫監督、荒木一郎が主題歌を歌った青春ドラマ。家庭環境に恵まれない男女が出逢い、助け合いながら結ばれていく過程を追う恋愛劇ですが、川崎・横浜の在住の方には、ご当地映画としても愉しく観られます。…
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