殯の森の作品情報・感想・評価

「殯の森」に投稿された感想・評価

根幹の緑 山へと還える
ガミ

ガミの感想・評価

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ストーリを重視して想像を膨らませられない夢のない俺には、ちんぷんかんぷん
mare

mareの感想・評価

4.0
映画で感動はしてもあまり泣けない体質なのだが久々に涙腺がぐらついた。尾野真千子の凄まじく感情的な演技とオルゴールの音色の部分が特にやられた。それにしても森が舞台の映画は、スピリチュアルで己の煩悩が浄化されていくというかある種のデトックス効果みたいなものがありそう。ブンミおじさんでも同じような体験をした。
あきほ

あきほの感想・評価

3.7
生と死
生きているということは?生きていくということは?死んでしまうとは?
そんなことを考えさせられる映画。
どこか似た2人が心を徐々に通わせあっていく。あの2人は互いに死というものに引きずられ生きるということを見失っていたように思う。その中でも互いに亡くなった者への思い出や思いに執着したまま生きる。それを天に送る場所に最終的に辿り着く。こんな感じかなと思いました。
河瀬直美監督は自然風景、自然音を撮ることに長けている監督さんであると思います。
がお

がおの感想・評価

3.1
すいか
カロン

カロンの感想・評価

4.5
シンプルだけど、物凄く綺麗な映画だった。

人生はパンだけを糧に生きるにはあまりにしんどいが、生きる理由はどこからでも、どんなタイミングでも拾ってきうると言われている気がした。
死者を悼むということが本作のメインテーマだが、それは生者のための儀式なのだということが改めて意識させられる。

ドキュメンタリーっぽく、揺れるカメラでダラダラ撮影している箇所が多いが、たまに引きのカメラで撮影されている。登場人物の背景は必要最低限しか語られず、説明的なところは少ない。そもそも登場人物も少ない。
役者に近い位置で撮られるカメラをずっと追うので没入感があるが、時折遠い視点から移される映像を見せられて、これが映画なのだということを意識させられる。

森の中で火を囲む場面は、火がつく瞬間から夜が明けるまでずっと美しかった。
主演2人の演技が素晴らしい。脚本と演技のおかげでちゃんと作品に入り込めたので、「ありがとう」とか「生きてる」とかの台詞が染みる。あとこの作品の尾野真千子めちゃくちゃ綺麗。

これは日仏合同の作品で、カンヌで評価されているということで、自分の今の感性がフランス映画と親和性が高いのかもしれない。漁ってみたい。
misaki

misakiの感想・評価

5.0
なんと美しい作品なのだ

河瀬直美監督は、「自然に還りたい欲」があるの人なのかなって感じた

私は「自然に還りたい族」なので、とてもこの映画には共感するところが多かった

日常繰り広げられてる義理的な会話じゃなくてね、心と心の会話がちゃんと描かれていたからこんなにも、観客にグッとメッセージが伝わってくるんだ

じいちゃんばあちゃん達の日本語なのか何語なのかわからない感じの会話達がね、言葉として聞き取れないけど気持ちが声にしっかりのっているから、なんとなく伝わってくる、すてき

あーだこーだ周りに気を遣われながら病院とか家とかで死ぬんじゃなくて、どこか遠い、愛する人との思い出の森で、こんな風に終わりを迎えたい

死をまじめに考察した映画
そういうの大好き
認知症になりながらも亡き妻との思い出の森を彷徨う老人。そこにやむなく巻き込まれる介護士。

奈良の森が美しく、猛々しい。死者への悼みと鎮魂。森の中の彷徨はまるで黄泉の国を生きるかのよう。

死者はけして死んだ瞬間に消え去るのではなく、生者と共にあり、時としてむしろ生者のなかでこそ重く芯の中に淀んでしまうのかもしれない。死者への想いが強ければ強いほどもがりも深い。
すこしきもちわるくなった
あんまりピンとこなかったなぁ~。
ただ、認知症の男性役を演じた人は素人なのに凄いなぁ~と思った。
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