陸軍中野学校の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『陸軍中野学校』に投稿された感想・評価

増村保造監督、市川雷蔵主演のスパイスリラー。旧日本陸軍三好少尉は、頭脳明晰、運動能力も高いことから、諜報機関、通称中野学校の設立メンバーにスカウトされる。各連隊から集められた18人は、あらゆる諜報ス…

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brian
3.8

戦前から戦中にかけて実在したスパイを養成する機関、陸軍中野学校での出来事を中心に戦争の狂気と悲劇を描いたサスペンス映画。

この作品を面白いと感じる人がいるけれど、僕はそう感じなかった。最近、戦争関…

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 強引な社長だったと言われる永田雅一が当時引き回し、今はない映画会社「大映」が製作した「諜報部員もの」が、本作『陸軍中野学校』シリーズである。

 日本のジェームズ・ボンド役に大映の看板役者・市川雷…

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実在した陸軍の諜報組織を材にとった大映の雷蔵版和製007。
シリーズは五作作られたが、増村は「カジノ・ロワイヤル」に当たる本作のみ担当。
雷蔵扮する椎名二郎が厳しい訓練の末、非情なスパイに成長するま…

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シリーズ化もされているようです。さすがにそこまで手が伸びませんでしたが、これはこれで戦場に行かない戦争もの、しかもスパイ養成の話ですから一見の価値はあると思います。まぁほぼ恋愛の話なのですがね。

あらためて見たけど、よく出来てる。

まず養成課程を丁寧に描いており、スパイとは、シギント、ヒューミント、オシントが重要で特に人的情報たるヒューミントが要だと分かる。007やMIシリーズみたいな脳筋…

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wada
-
こういう話だったんだ!ずっと気になってたので観れて良かった

真夏の大映祭③

雷蔵の映画を見るたびに不思議な魅力にメロメロになってしまいます。とびきり美男というわけじゃないし、背も高くないし、メイクしてなければかなり地味なほうなのに。存在感とか佇まいが他の俳…

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でん
3.7
エンターテイメント要素が詰まった
スパイ映画の名作。

スーツ姿の市川雷蔵がかっこいい。
人間味を捨てきったはずのスパイが見せる苦悩や戸惑い、喜び…人間味が良い。

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