ニンゲン合格の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ニンゲン合格』に投稿された感想・評価

5.0

あまりにも素晴らしい人間讃歌

めちゃくちゃ良かった、本当に良かった。

失った10年間を取り返すように生きる、
でも生きるって自分だけの問題じゃなくて、周りのみんなにも時間は流れてて。

トウキョ…

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kaki
5.0

陰鬱なショットが続く中、物語は明るい未来へと進む。ただその殆どが説明足らずで、未解決のまま。捨てられた廃棄物のように。
ただ存在したという事実が残り、人々の心の片隅に生きる。
妹と喧嘩別れするショッ…

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りゅ
3.4
西島秀俊が若い。10年寝たきりだった24歳なんか見たことないけど、こんな感じなんだろうなと納得させる見事な演技。
ラストはよく分かんないけど納得した。よく分かんないけど納得できてよかった。
カット割りと色味がまず神。終盤の展開はすごい。役所広司の演技すげえ。
平成の閉塞感が漂っている、人が何を考えているかわからない感じ。
黒澤清の映画は自分の好みではないようだ。
5.0
子供の身体性を大人のからだをかりて表現するための物語
菅田俊が物理的に暗すぎて笑った
黒沢清のなかではかなり情緒的なストーリーだけど映像の切断と省略がそこに冷や水を浴びせてくる
tsn
4.0

目覚めたときの、何を失ったの?何を取り戻すの?という疑問、10年眠り続けるという非現実から急に現実に戻されてもすぐに時間軸を補正できないよなという感じがすごく伝わる
一瞬でも4人揃いたいと願った豊の…

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3.8

14歳の時に遭った事故で10年間眠っていた男の話。
ずっと夢の中にいるような感じで現実とは思えない雰囲気の中、主人公は常にどこか上の空。空白の10年を経て何のために生まれてきたのかもわからない状態で…

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ないものをあらしめようとする人物と
あるものをなくそうとする人物

フレームの外に投げ捨てる↔︎フレームの中に投げ入れる


先に状況が写され、そのあとに説明といった順序が徹底されている
Aix
3.8

CURE、カリスマ、Cloudなどで知られる黒沢清の作品。10年間眠っていた男が24歳になって突然目覚める話。

何かっちゃあ一昔前の電波ゲームのような物語を作る印象が強い黒沢清ですが、今作は彼の作…

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