このレビューはネタバレを含みます
岩井俊二は好きだったんだけど、同乗者の強姦殺人を傍観してた主人公が“優しい人”として描かれるのに違和感があって、最後まで入り込めなかった……。
色んなタイプの若い美人が主人公を特別視してくれるのも都…
映像の色彩の薄さみたいなのは、割と好みだったけど、引き込まれる「何か」が見つけられず、入り込めなかった。
なので、途中から家事をしながらとか、ながらで観てしまった。
そのせいかエンディングは…
音楽の使い方や美的感覚がやっぱり岩井俊二監督だなと惚れ惚れ。ストーリーは好きじゃなかったけど、あれこれ友人と考察し合うのが楽しい。私たちは身体の奴隷に過ぎないという考え方が好きだったのと、主人公が必…
>>続きを読む「自殺志望の女性から血を貰うヴァンパイア」
如何にも岩井俊二監督が得意そうな粗筋のお話なのに(だからこそ?)、酷く退屈だった。
こういうやり過ぎにセンチメンタルなお話を作るのならもっとやり過ぎなまま…
本作は現代における「吸血鬼」を描いている。
クリストファー・ノーラン版の『バットマン』シリーズのような「リアル路線」で描かれるヴァンパイア。
だが、「吸血鬼もの」という型から昇華されずに本作は終了す…