いかさまを見破るか見破れないかに単純化して手つきや目線を映し続ける。この積み重ねが素晴らしい。若山富三郎が遠藤太津朗の手首に刃を押し付けるまでのワンカットの迫力。天津敏が屑野郎過ぎて恐ろしい、一見…
>>続きを読む博奕のルールがサッパリ分からんのにこれほど面白いのは、あくまで博奕を打つ人間の心理と行動を主体にしてるから。バスケ知らんくてもスラムダンク楽しめるのと同じ(違うか?)。札を一枚一枚捲る手つき、それを…
>>続きを読むついぞ博奕のルールとかは分からんのだけど、ペラリペラリと札をめくる動きがもたらす緊張。
冒頭、恐ろしい速度で殺されるイカサマ師や、若山富三郎の腕を切る速さと暴力がいつ行使されるか分からないから緊張感…
昭和初期北陸.賭場,明石常次郎.イカサマ見破り.賭場荒らし,一悶着,男刺され,梵天一家,大阪大貫一家.関根竜吉,清やん死亡,遺骨持ち家族訪問,常次郎300円都合,仕掛け,竜吉金持って行き,イカサマ疑…
>>続きを読むライバル関係にある賭博師鶴田浩二・若山富三郎の、イカサマ技を混じえた盆茣蓙上の非情な対決に、中村玉緒・時美沙を中心とした世話物の世界を絡ませて描く。小沢演出はいつものダイナミックな語り口とは別の、じ…
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