最後の夢は、バタフライエフェクトによってあったかもしれない世界線
都会ならではの軋轢や抑圧がテーマの一つらしいが、それらしきものは感じなかった
むしろ、どんな人にも起こりうる身近な不幸の連なりが…
美しいカットや、セリフではなく画で魅せる作品で食い入るように画面を見てしまった。
登場人物それぞれが少しずつ絡み合って関係性ができていく。その中で、最後のシーンは衝撃だった。
人間である限り生き…
よよよよ、よすぎる〜!!!
登場人物が全員良い。口数少ないけれど、芯があり、誰一人つまらない人がいない。そのため、主人公みたいな人が沢山で、結構複雑なんだけど、バトンを渡していくように、それぞれの…
悲劇的群像劇。過程を飛ばし結果を描くため気を抜くと置いてけぼりに。
「風吹けば桶屋が儲かる」の如く、よく振り返ると関連性が無いように思える物事が連なり悲劇に繋がっている事に気づく。
更に連鎖を遡れ…
特別綺麗な風景や神々しいショットがあるわけではないのに、エドワードヤン(や黒沢清や北野武)作品の映像には、言語化出来ない趣きがある。
この悪い意味での都会らしい街並みは日本と通ずるものがある。
と…