え、めちゃくちゃ好き。オールタイム・ベストに入りそうなくらい好き。
最初から最後までセリフひとつひとつが素敵で、深くて、まるで長〜い一冊の本を読み切ったかのような読了感や満足感ともいえる感情が、本作…
人間が視線を向けるが如く自我を持って動くカメラワークや、小気味良いテンポのモノローグと自由気ままにユーモラスなモンタージュが観客を置き去りにしていく様を見ていると、『ピアニストを撃て』で感じた作風が…
>>続きを読むカトリーヌにとって愛することと傷つけること/生きることと死ぬこと、そして過去と未来という相反するものが等しく同じ物として認識されているように感じる。それは死すらを超越できる希望にも見えるが虚無でもあ…
>>続きを読む四方を囲まれた橋を走る
まるで「奥行き」の描き方の見本のようだ。
「家庭的な女ではない 地上では幸福になれない女だ 彼女は幻だ 独占できない女だ」
「昔の私は笑わなかった いつもこうよ」
表…
ジャンヌモローのファッションが
とてもお洒落で素敵だった。
そんなカトリーヌの
自由奔放さに振り回される男たちは、
喜んでそういう女に惚れるものなのか
ジュールは突如ビンタされた時点で
もっとよく考…
3.14日鑑賞
ジムとジュールの友情物語。
ジムとジュールは文学で意気投合し、そして2人はカトリーヌという女性に出会う。
カトリーヌという美しい女性をめぐって彼らの人生は段々と狂っていくのだ。愛と…
「地上では幸せになれない女だ」「僕に嫉妬しない君を憎む」「美しくも聡明でもないが全ての男の理想の女である彼女が何故僕たちに授けられたのか 彼女を女王として扱ったからだ」
カトリーヌが小屋で歌うシー…
これは名作です。
こいつら性に奔放すぎるんよマジで、と言いたくなりました。
奇妙すぎる3人の関係がマジで最高でした。
娘がかわいそうな部分はありましたが、まあある意味厄病神の二人が死んだので、未来は…
『突然炎のごとく』(1961)フランソワ・トリュフォー
どういう話だ、と思いながらも、ずっと飽きずに観てしまった。
男を振り回す、女の話だが、『風と共に去りぬ』というのも、そういう女の話ではなか…
「きみを愛してる」とあなたは言った
「待って」とわたしは言った
「わたしを抱いて」とわたしは言おうとした
「もう用はない」とあなたは言った
北欧の芝居を観て大きく拍手するカトリーヌ
男たちの会話を…
(C)1961 LES FILMS DU CARROSSE