高知の漁村は老若男女セックスばかり。オラこんな村嫌だ脚本家目指して東京へ出るだ! チョイ役でも強烈な存在感を放つ芹明香に惚れ惚れ。小悪党だがどこか憎めない兄貴分を演じる原田芳雄も魅力的。ATGの「イ…
>>続きを読む宮台真司氏がたびたび例に挙げる映画なので見てみた。
まさに宮台真司氏の世界観がそのまま描かれている作品であり、「理屈はわかるけど実態はどうなんだろう?」って疑問に答えるには良い作品だった。
一方そ…
春休み高知旅行の前になんか高知映画ないか探したら、社会派名匠黒木和雄のこれそうだった。高知県中村市。土佐弁が似合いすぎるMr.アートシアターギルド原田芳雄。は当然として主要キャスト誰もがリビドーの命…
>>続きを読むその昔、ATG(日本アート·シアター·ギルド)と言う映画会社がありまして、大島渚·新藤兼人·岡本喜八·根岸吉太郎·森田芳光·相米慎二·等々個性的な監督が集まっておりました。黒木和雄監督も本作品の他に…
>>続きを読むギラつく太陽と熱風、熱帯夜に蠢く獣性、人間の欲望をエネルギッシュなバイタリティで描いた強烈な人間讃歌、本能を剥き出しにした享楽の謳歌だ。人間の生命力を描き出した群像劇の傑作、原田芳雄のバンザイ!に故…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
【2023年2月28日 再鑑賞】
以前観た時にレビューを書いていなかったので、気になって再鑑賞。
スコアも少しアップ。
やっぱりATG映画は好きだなぁ。
この土着感、閉塞感。
1975年公開作品だ…
黒木監督らしい細部への目配りの利いた映画ですが、全体の基調はむしろ中島丈博脚本の多くのドラマと同じ様に重くおどろおどろしい。
原田芳雄が主人公を見送るシーンになってようやく若々しさと開放感とユーモア…