このレビューはネタバレを含みます
復讐を果たしたあと、生きる活力がなくなり、酒に溺れたり現実逃避に旅行の計画を立てたりとぼんやり過ごしてる中で岩松(ダンカン)に表向き貿易業の殺し屋稼業に誘われて働き始める話。
前作の蛇の道とは別の…
絶望の輪廻。
『蛇の道』の続編ではあるものの、色々な事情で設定に食い違いのある今作は、復讐を終えた男の“救い”と“絶望”を描いている。作品を通して虚無の空気が流れており、異様すぎる雰囲気にしてやられ…
前作、蛇の道はヘンテコでキャラも画も強く、ケレン味があったのですが今作は地味でヘンテコ。
いい話っぽい音楽バカすぎる!襲撃のシーンも行くぞっとなった次のカットではもう終わってるし。しかし謎の吸引力が…
前作『蛇の道』から続けて視聴。前作の時点で既に結構やられてたんだけど、それを遥かに上回るシュールさ、というより完全なる虚無を映しだしていて、こんなことやっていいのかと只々唖然としてしまった。
だから…
ええ〜…。
蛇の道が普通におもろかったから見たんだけど!何これ!
最後奥さんが嘔吐してるのは何??
寺島進は何!?
一連の出来事は全部悪い夢だったのかしら。
奥さんは娘の出来事から立ち直っておらず…
さすがに誰がどうみても北野武すぎるけど、何も知らないで観たとしても黒沢清が北野武をやった映画かなと思うとおもう。
日常と殺しがシームレスに接続して、ルーチンワークのような慣れや感情の麻痺がある。そ…