前作『蛇の道』から続けて視聴。前作の時点で既に結構やられてたんだけど、それを遥かに上回るシュールさ、というより完全なる虚無を映しだしていて、こんなことやっていいのかと只々唖然としてしまった。
だから…
これも面白い
CUREの頃の黒沢清は乗ってたんだろうなあと思える
この頃はデフォルトがヤクザになってて今見ると違和感あるけど
任侠おじさんたちの戯れ
たけし映画の派生って感じもする
ソナチネ…
「復讐」シリーズの第四弾で、終わり/物語の後の、ポストヒストリカルな世界で、空っぽな生を生きているような人物たちを、スリラーとホラーとコメディをないまぜにして描いた犯罪映画。ゴダールの諸作や「暗殺の…
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ここまで簡潔に、かつここまでブチギレた映画があっただろうか。
どんどんと繋がらないシーンたちを組み合わせてゆき、映画自体がバラバラに霧散して終わろうという時に突如、映画冒頭への回帰が起こる。
…
掴めなかった、何回でも楽しめる。
ラストの吐く声で本当に吐き気のする映画だと認識した。この鬱屈としたリズムと、それを隠そうとする面白くもない奇行が、映画で表現できているというのがマジですごいと思う。…
復讐と人違い。自己稼働させる精神的支柱がなくなったことに気づかないようにしてきた主人公はそれを見つけるまで足がつくことのない虚無に堕ちていく。
パクチャヌク的自己稼動的、排他的関係における復讐で…