主人公の新島が、いったいどんな動機で娘の仇に復讐しようと決めたのか、何をもって友人の会社に就職し、業務内容をよしとしたのか、観ている側にはわからない。しかし鑑賞者にとって不明であるというだけでなく、…
>>続きを読む「一度終わったものにこそ価値がある」
我が鬼門・黒沢清作品を『蛇の道』に引き続き。
てっきり同テンションで来るかと思ったら。
おじさんたちがローラーブレードしたり釣りしたり化石見つけたり追いかけっ…
前作「蛇の道」より虚無。悲願の復讐を遂げた哀川翔の虚無感は、妻が出てくるとことかが前作より人間味を感じられたけど、結局旧友の誘いで虚無の道へ。ダンカンの壊れてる感もいいし下っ端2人は「無」だよね。だ…
>>続きを読む意味わからないけど意味わからないテンポが好き。シュール笑いと暴力とホラーが交差する絶妙な展開。わかんないけどすげぇ好き。黒沢清さんの暴力は「カリスマ」とかもそうだったけど静かなのが逆に怖い。映画作る…
>>続きを読む悲願の復讐を遂げ、虚無に苛まれていた男が旧友の誘いで再び暴力の世界に足を踏み入れるサスペンス。
虚無感に次ぐ虚無感がラストまで突き抜ける凄まじい作品。
「虚無は不幸じゃない」なんて台詞は戯言だった。…
脚本、キャスト、カメラワークが前作より圧倒的に良い。クライムといいつつ、ホラーっぽくもあり、全体的なテイストが『CURE』に近いところがある
ただ黒沢清にしては異質空間というのがあまり強調されていな…
脈絡がなくてまったく映画が掴めない。やはり作風自体が好みじゃないなとは思うのだけど、車で延々と並走して謎の説教をかましてくる大杉漣と、女を追いかけ回しながら石をぶん投げて「大丈夫か?」と聞いてくる哀…
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