シュールで黒い笑いを感じ、ビルヘイダー『BARRY』の原型のような作品でとても面白かった。
本人も言っている通り、ビルヘイダーは黒沢清がめちゃくちゃ好きなんだなということが窺える。
哀川翔の間の抜…
『蛇の道』の続編としてこれ以上ない題材で見せる、新島の荒治療セラピー映画。復讐とは違う私情の入らない殺しの仕事を請け負い、空虚な毎日をひたすら積み重ねる。笑いが時々生まれるのに、作品を纏う重い雰囲気…
>>続きを読む前作『蛇の道』とは虚無のテイストが違う。緊迫感はなくなり、北野武作品のようなモラトリアム的な虚無と生死の軽さが描かれている。それなら俺は北野武作品を見るよと油断していると、時々ぶっ込まれるホラー要素…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます