妾と蔑まれた薄幸の女性の悲劇、だったら面白くともなんともないんだけど、巧みな劇中劇スタイルで女性の愛欲や生き方の時代差を見せる。メリルさんも巧み。一方、振り回されっぱなしのJ・アイアンズ。いよいよ抑…
>>続きを読むジェレミー・アイアンズが出演しているので観たいな、と思いつつ…。でも相手役があまり好きではないメリル・ストリープなので手が出ず…。ケン・ラッセルの『クライム・オブ・パッション』でボビーが車中で読んで…
>>続きを読む劇中劇で、映画に出演している男優と女優が作品と同じく不倫の関係を続けている様子を、劇中劇と同時進行で描く。正直な感想だけど、「二重構造」にした効果をあまり感じず。ストーリーを複雑にしただけの結果だっ…
>>続きを読む【第54回アカデミー賞 主演女優賞他全5部門ノミネート】
メリル・ストリープが初めて主演女優賞にノミネートされた作品。ジョン・ファウルズの同名小説の映画化で、原作は三種類の結末を記すマルチエンディン…
映画“フランス軍中尉の女”で共演する不倫関係の二人の男女が、映画のストーリーに沿うように繰り広げる愛の形を描く。
1980年5月。英国ドーセット州ライム・レジスでアメリカ人女優アンナと英国の若手…
久保講堂での試写会で鑑賞。
映画の中で「映画を撮影している場面」を上手く使った映画であった。
その点では、トリュフォーの『アメリカの夜』に似ている。
「撮影中の映画」と「その映画に出演している俳…
お互い隙だらけの二人、と思いきや実際に手合わせしてみると一枚も二枚も上手なメリルストリープ。稀な有能さを発揮して婚約破棄、とんぼ返りしてみるともう出発されましたよ、と宣告する連れ込み宿の女主人、その…
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