ガスパール/君と過ごした季節(とき)の作品情報・感想・評価

「ガスパール/君と過ごした季節(とき)」に投稿された感想・評価

totoruru

totoruruの感想・評価

4.4
愛と優しさの物語。


お婆ちゃんが家族に捨てられるオープニング…。
オープニングが思いの外切なくてビビリました。

そして、ロバンソンとお婆ちゃんの出会い。
笑顔で見つめ合う二人を見てるだけで、なんだか涙がこぼれそうになってくる。


物語は淡々と進み、特に大きな事件は起こりません。

ですが孤独な人が集まり、当たり前のように自然に人に優しくする…。

その姿を観ているだけで十分です。


派手さはなくとも心に残るシーンはたくさんあります。

先に述べたロバンソンとお婆ちゃんの出会いのシーン。

朝日とともに挨拶をするガスパールとロバンソン。

海辺でのダンスシーン。

砂浜に並べられたカラフルな椅子たち。

深夜の秘密の食事会。

「元気?』と声をかける互いを想う気持ち。

あと、あれもこれも…


そして、ラストシーンのガスパールはもう…。

優しさと愛情と温かさと切なさと…
色々と入り混じり何とも言えない、でも心地よい余韻に浸れます。


とにかく優しさに溢れ、心に染みる素敵な映画です。
himaco

himacoの感想・評価

5.0
最初から最後までほぼ涙が止まらない。。
なんなんだ。。この。。
愛、しか知らないような2人は。。。
幼い頃母親に捨てられたロバンソン、妻に愛想を尽かされ逃げられたガスパール。

“名はジャンヌ 無一文 よろしく”
と書かれたメモを胸に付けられ、家族から置き去りにされた老女。
独り歩くジャンヌを見かけたロバンソンはガスパールと住む自分の家に連れて帰る。
それぞれ心に傷を負う3人の同居生活が始まる。

ロバンソンとガスパールが他人の家に忍び込んでディナーを楽しむシーン。
食べることもままならない程、声を潜めた笑いが止まらない男2人。
こんな幸せな食事シーン観たことない!
こっちまで肩が揺れる。

彼らの夢の食堂。
海辺に並べられたカラフルな椅子とテーブル。
色とりどりの愛が心を揺さぶる1本。
みやこ

みやこの感想・評価

5.0
ひとりだけど、ひとりじゃない

自分の子どもに置き去りにされた老女ジャンヌと、彼女を拾った中年男ロバンソン&ガスパールとの奇妙な共同生活を描く。

なんといっても、ロバンソンとガスパールのコンビが最高。失業中でお金も食べるものも無いのに、あんなに毎日楽しそうに笑って過ごせるなんて羨ましいかぎり。他人の家に忍び込んで晩餐とか普通に犯罪だけど、この二人ならこっちから招きたいくらい。そして、ケラケラ笑いながらパーティーをしてほしい。

ばあちゃん、ガスパール、ロバンソン、ローズ、イヴ。登場人物みんなが何かしら孤独な思いを抱えているけど、孤独を知る者だからこそ持つ「優しさ」が彼らを結びつけていく。人と人との出会いで、1+1が3にも4にもなることがある。この映画の、弱い者に対するまなざしはとてもあたたかい。

おはよう○○!とか、背中にペンキがついちゃうとことか、看板を見上げるとことか、良かったシーンを挙げればきりがないほど。カラフルな画面とゆったりとした音楽も、なんとも言えない良い雰囲気を出している。ちょっぴり切なさが残るラストシーンも大好き。

私も鮮やかな色のペンキが塗られた椅子に座って、あの食堂でほっと一息つきたいな。波の音を聞きながら。
haruka

harukaの感想・評価

3.5
人との出会いだったり思いやりを大事にしたい。みんな誰かのために一生懸命だった。
のん

のんの感想・評価

3.8

ふと思い出して再鑑賞。
DVD化されてて良かった。

映画は、一人の老女が置き去りにされるところから始まります。なんて悲しいオープニング…。
けれどロバンソン(ヴァンサン・ランドン)が老女を発見し、ガスパール(ジェラール・ダルモン)と2人で暮らす廃屋に連れて行きます。
失職し、それぞれに事情を抱えた男たちと捨てられた老女。その情景をジプシー音楽で奏でた、優しくてちょっと哀愁感じさせる作品。

プロヴァンスの華やかなエリアと寂れた海辺の対象的な様子、そしてカラフルな椅子にチャーミングなおばあちゃん。
kny

knyの感想・評価

4.0
ガスパールは結局容認する寛大な人だ。
ロバンソンとガスパールが盗みに入ってケラケラパーティが楽しすぎる
coma

comaの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ガスパールと、ロビンソンの関係が親密。お互いに憧れあう、兄弟みたい。そして、お互いに境遇が逆転し、憧れていた相手の立場を手に入れる。
kana

kanaの感想・評価

3.5
おばあちゃんかわいい〜〜
あんなおばあちゃんになりたいなぁ。
見るタイミングが良くなかったのか、あんまり集中できなかった、、
なんだかとても勿体無い見方をした気がするからリベンジする!
はな

はなの感想・評価

4.6
こういう映画が好きなんだなと、再確認しました。
弱さを持った大人が集まって、細々と、決して弱くなく、幸せに生きようとする話。
そして砂漠なり海なり、退廃的な、綺麗な景色。
バグダッドカフェ、プリシラに続いて好きです。
いきなり、おばあちゃんが捨てられるという衝撃的な展開の今作。勤めていた鍵屋が倒産してから無職の二人組、ガスパールとロバンソンが、出会う人たちとのふれあいを描いた、とてもハートフルな物語。
と、言っても生きてきた境遇も違えば、考え方も違う二人が時にぶつかったりもするのですが...
なぜか気が合うんですよね。
前職を生かした家業?をやる時は、子供のような無邪気な表情で笑う二人。なんと大胆不敵なんでしょう。
南仏プロヴァンスの人たちの気性もあるのでしょうか。登場人物があまり深刻にならないでおおらかな感じ、良かったです。おばあちゃんも普通なら惨めに落ち込むところだと思うのですが、なんか堂々としていて驚きました(笑)
少し息抜きしたい時に、いい感じの映画のように感じました。
>|