ガスパール/君と過ごした季節(とき)の作品情報・感想・評価

「ガスパール/君と過ごした季節(とき)」に投稿された感想・評価

zak

zakの感想・評価

3.7
ちょっと疲れていたので、癒しを求めてチョイスした作品であったが、とても良い映画だった。

これといってストーリー性があるわけではないが、優しい登場人物たち、そして何より南仏のロケーションが良い!

個人的には鑑賞前、ロバンソンのキャラの方がガスパールだという勝手なイメージを描いていた。(あんなツンデレキャラが主人公だとは思わなかった。)
TYCHO

TYCHOの感想・評価

4.2
色彩豊か。
全部がアートみたいな映画。
出てくる小物、椅子、テーブル、車、家、そして、人。
すべてがアート。すべてが愛。
なすび

なすびの感想・評価

5.0
ギャァァァ!これfilmarks始めたばかりの頃からずっと観たいと思ってた映画だったんだけどなぜか今日行きつけのGEOで発見した!笑 今頃ひょっこり出会えるとは縁とは不思議なものだ…ちなみにコメディコーナーにあった!(それは気付けん!笑)
そして聞いてくれ……これめちゃくちゃ最高だ!!!!!何この映画!大好き!!!映画が持てる最高の要素が多すぎる!

最高要素①少女のようにかわいいおばあちゃん。「ハロルドとモード」のモードを超えてくる可愛らしさ!いじらしさ!一周回って一番かわいい、可愛すぎる…
最高要素②豊かな自然。南仏プロヴァンスの海!海辺!澄み渡る空!朝焼けも昼も夜も美しい、なんて素晴らしいんだ!
最高要素③人情溢れる男たち。無骨で多くを語らないガスパールと少年のように無垢で心優しきロバンソン、いいコンビすぎるぜ…まじか…何これ…良すぎる…
最高要素④薄幸美人と天真爛漫なその子どもちゃん。またステキな美人連れてきたな!子どもがぽちゃぽちゃしててキャッキャしてて可愛い!!!この映画間違いない!
最高要素⑤最後に全てを持っていく主人公級の犬。使い古したお気に入りのタオルみたいなかわいいワンちゃんがなんか最後泣かせてくる、何これ、最高😭
最高要素⑥音楽!監督がロマ音楽を聞きながら育ったということでロマ音楽が叙情を高めます、最高ううううクゥゥゥ!!何気に音楽はミシェルルグラン、最高ゥゥ!
最高要素⑦優しい人たちの優しいお話。やっぱりさ優しいお話って好き、損得勘定とかお金がどうとか人殺したり戦争したり暴力したりそういうのも不可避なこともあるけど、やっぱ優しさ大事。ステキやん。

結論:全てが最高!!!見てない人がいたら是非オススメです😭😭😭😭😭😭自分は今までずっと見たかった映画がこんなにいい映画でうれしびっくりハッピーです。この監督まだまだ作品あるので他のも見る!!!

いや〜〜ほんといいわ、この映画は。あと100回くらい色んな人と見て「いいよねぇこの映画」って言いたい🤤

あとこの前授業で習ったアポリネールの「ミラボー橋」の詩がテレビから流れててびっくりした!こんな偶然あるのか…てかそれだけ有名なんですね
ぐらむ

ぐらむの感想・評価

4.0
優しさ、人間味、
そして生きることは美しい。
色鮮やかな椅子のように。
そっと寄り添う野良犬のように。
優しさで溢れている映画。

自分たちもその日暮らしなのに、
あんなに他人の事を思えるのって
すごい。

だからちょっとくらい泥棒に入っても神様が許してくれる訳だ。

ラストはちょっと切ない。
エイジ

エイジの感想・評価

4.0
いい映画や…。

ほんまにいい映画。これに尽きる。

ラストシーン、振り向いたら…。


南仏プロヴァンスを舞台に、弱者に目を向けた心温まる作品。


泣き笑いのラストシーン。たまりませんでした。
うぅ、なんて可愛くて優しい映画…
海辺の廃屋(レストランに改装中)で暮らす二人のおっさんーー心優しく困っている人を放っとけないロバンソンと、面倒なツンデレながらも根は優しいガスパール。この二人のやりとりが、可笑しくて温かくてじわじわくる。

そして彼らが磁石のように引き寄せる、家族に捨てられた老女や貧しい母娘など、世間からのはぐれ者たち。年齢も性別も出自も全く違う彼らが、「家族」みたいになっていく。
それぞれのバックグラウンドなんて関係なくて、相手がちょっと弱ってる時にさりげなく「元気?」って声かける、その飾らない心と心の繋がりがあれば、うん、案外生きていけるのかもしれないね。

おはよう○○!のシーンが好き。
そしてラストのワンコ〜!動物に好かれる人に、悪い人はいない(笑)
ミシェル・ルグランの音楽◎

ちなみにこれ原題は「ガスパールとロバンソン」ですよね。今の邦題だと、ガスパールだけが主役みたいだし、おぢさんの友情ものなのに、君と過ごした云々って青春ものみたいな邦題はどうなの。
外は雨

外は雨の感想・評価

4.2
大好きトニー・ガトリフ。世の中からはじき出されてしまった人たち。それは部屋の中に詰め込まれている沢山の椅子でさえも。ガスパールの優しさがきっとそんな人を引きつけて、そして引きつけたものが幸福になると優しさからの別れがやってくる。そして一人になったガスパールだけどやっぱり彼の元にはさみしいものが寄り添う。

捨てられていた椅子たちもカラフルに生まれ変わる。
クスっときて、ちょっぴり切なくて、愛おしい映画。

家族を失った者たちが寄り集まり、新しい家族を形作っていくお話。

ワンカットごとの背景や構図がとても絵になるし、小道具のパステル調の色使いも好き。

不器用なガスパール、お人好しのロバンソン、チャーミングなおばあちゃんといった個性的な役柄が、ストーリーの中で生き生きしている。
とくに、おばあちゃんの演技には、涙が出そうになります。

悲しみを背負い社会からこぼれ落ちながらも、小粋に自由に生きていく姿に、人生の醍醐味を見たような気がする。
トニー・ガトリフを見直してみようと思って、日本で簡単に見られる作品の中で一番古いこれから掘り返してみたけど、後の情熱的な雰囲気は薄いとはいえ叙情的な映像が多くて中々良かった。

主人公は海辺で食堂を経営しようとしている男らなんだけど、椅子とかを用意する過程がまずベティブルーからエロとドロドロ要素を抜かしたようで良かった。

プロヴァンスの土地も気候を活かした映像も味わい深く、特に夕方から夜にかけてのものが印象深く残った。

ストーリー性が薄く擬似家族の暮らしぶりを中心に描いていたのにも好感が持てて、色々諍いつつも愉快に暮らす彼らの姿にはほっこりしたが、万引き家族といい自分はどうやら擬似家族系の作品に中々弱い人間なのかもしれない。

ウンベルトD的なラストも良い味を出していて、寂しくも情感のある締めとなっていて最後まで良い作品だった。

それにしても若い頃のヴァンサン・ランドンってなんか新鮮。