ふるさとの歌の作品情報・感想・評価

『ふるさとの歌』に投稿された感想・評価

青二歳

青二歳の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

溝口健二のサイレント道徳映画。教条的な話なんだけどちょっと泣けるシーンも。
あと当時の日本が一等国にならんと背筋をのばして遠い豊かな未来を見つめていたことが分かる。というかそうした背景を物語るためだ…

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環奈

環奈の感想・評価

2.6
地方振興のプロパガンダとしても若者の夢を捨てさせることを美徳としてるのはだいぶ気持ち悪い

溝口健二監督最古の残存フィルムで価値の高さは認めるものの、文部省推薦のふるさと賛美を推奨する意図が見え見えの凡作。主人公木藤茂の、小学校卒業式答辞を読んだ秀才が家貧しく進学出来ずに地元残留の農村青年…

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物語自体はあまりにも露骨なプロパガンダ映画。しかしプロパガンダ映画だからこそ現在に至るまでプリントが残り続けたわけで…というなんとも皮肉な経緯を持つフィルム。
ピクニックの場面の自然の中に人物を置く…

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Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1920年代映画:サイレント映画:教育映画:日活〗
1925年製作で、文部省が日活に委託した教育映画で、溝口健二監督の現存する最古の作品らしい⁉️

2023年2,013本目

溝口健二監督『ふるさとの歌』(1920)
ねこむすめにて鑑賞。

溝口の貴重なサイレント映画。

文部省が日活に製作を依頼したプロパガンダ映画らしく、都会を捨てた郷土愛が描かれている。

しかしなが…

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溝口のサイレントは殆ど残っていない、しかし教育映画である本作はそれ故、ほとんど例外的に生き延びているという皮肉。

監督の名前には嫌でも刻印される作家的イメージを全ての作品に見出そうとする姿勢は賢明…

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1分の歌唱シーンのみだったが鑑賞。
この映画は説明字幕などのサイレント様式を一部残した映画でパート・トーキーという映画らしい。
溝口映画の貴重な映像を観れて感無量。
vertigo

vertigoの感想・評価

4.9
2019年11月4日 

京都ヒストリカ国際映画祭

活動写真弁士:大森くみこ
ピアニスト:天宮遥

国立映画アーカイブ提供のフィルムで鑑賞。
もう湖を得意にしてる。
ピクニックからお礼を断るまでの流れが完璧。人の顔が真っ白でちょー怖い。
サイレントでちょくちょく入る字幕?もよく見えないから、内容が全然わからない…。でも50分見た。

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