このレビューはネタバレを含みます
貧困と差別が常態化している社会の中でそれでも前向きに生きる事を願う道徳的労働作品
各カットが綿密に作り込まれている。
主人公の最後の選択は望まず同様の選択を迫られる人たちが多かったこの時代の救い…
時代を感じさせてくれる映画
歴史は その後 誰かによって書き換えられるんだな ってよく思う
だから 最近 その時代の話はその時代の映画を見ることにする
その時代の真実的なことが映画には描かれている
…
格差、差別、家父長制、過酷な環境の中でもがく少女。吉永小百合が演じてることで綺麗な仕上がりに見えるけど思ったより胸糞の悪い話。
体操や合唱などの群衆の運動と、1人でいる主人公らの対比が面白いし、ソフ…
父親がゴミすぎてびっくりする。権力者には媚びへつらうくせに、家庭では殿様気取り。
明らかに差別が主題の一つとして描かれている。朝鮮人や女性に対してなど、主要キャラクターでさえ差別的な思想を内面化して…
【勝手に映画マラソン】〜31km地点〜
こちらもいつか観たいと思っていた作品。
時代背景、工場地域特有のコミュニティからみえる人間模様や関係性はとても興味深いものでありました。
しっかりと戦後…
吉永小百合、16歳。むちゃ可愛し、よく走る。
本作はカンヌコンペに出品され、その年の審査員だったトリュフォー(「大人は判ってくれない」の3年後)は非常に気に入っていたとか。すごい!
戦後15年ほ…
今作でキューポラの意味を知りました。
「キューポラとは、鋳物製造で、銑鉄せんてつを溶かすのに用いる円筒形の直立炉」とのこと。
写真で見ると分かりやすいんだけれど、ドーム状になってる煙突みたいな…
<メモ>
鉄工の街を舞台にした1962年の映画
吉永小百合演じる高校生・純は、父親が失業しても働かず、家にお金がない
でも純は、人は貧富など関係なく対等だと、明るく頑張っている
そんな純が頑張り切れ…
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