ハウルの動く城の作品情報・感想・評価

「ハウルの動く城」に投稿された感想・評価

初公開時の映画館(渋東シネタワー)にて鑑賞。(前売券1260円)

これまでの宮崎駿監督作品を観続けている観客にとって、本作は少なからぬ戸惑いをおぼえる作品である。前作までの一連の作品群は、登場人物の状況設定を明確にした上でストーリーを展開させて、ファンタジーを自然な形で織りまぜる事に成功していた。

例えば、ある姉妹がトトロや猫バスといつの間にか友達になるように、また千尋が現実世界からトンネルをくぐってファンタジー世界を体験しトンネルから出てきて完結するように、緻密な描写・構成によって現実世界と空想世界が同居する不思議な物語を生み出していた。これらは、観る者に違和感を与えさせない巧妙な説明がなされていた。

本作は、その饒舌的説明を省き、宮崎監督が『脱ストーリー作家』を目指した作品といえよう。冒頭から登場人物の説明は控え目に「本来一連の物語であったものを所々割愛した」とも、「断片的なエピソードを集めて関連性を持たせた一つの物語にした」とも感じ取れる奔放なオムニバス的空想物語が展開する。魔法使いに老婆にされた少女ソフィーが時々少女に戻るのはなぜか、魔法使いハウルの行動ポリシーは何なのかなど、いろいろと不分明な事柄の解釈は観客に委ねられるため、物語に論理性を求める観客は戸惑う。

宮崎駿は『一回ぐらい自分のために作品を作りたい』と「紅の豚」以降望んでいたようだが、同作においても飛行士ポルコが豚になった理由を明確にしたり、ラストで人間に戻したりなど商業作品として仕上げる上での饒舌さを持たせており、本作では「魔法使いのいる世界だから何でもあり」的な物語を素材とすることで自らの恣意的作家志向を実現させたといえよう。

いわば本作は『宮崎監督の私的童話絵巻』とでもいうべき作品であり、登場人物が激情に突き動かされる描写は希薄であり、宣伝コピーの「愛する歓び」も空振りしている。確かにラストではソフィーがハウルの過去に到達し炎の生き物カルシファーと契約する瞬間に対峙し、再び現実に戻り二人の世界を掴むさまが描かれているが、そこに至る過程で二人の愛情表現は冒頭の空中散歩シーンで娘ソフィーがハウルに少し想いを寄せた雰囲気程度しかなく、その直後から老婆の姿が続くため「老境の愛情」たるものが判らない若輩にはラストで少女に戻ってもピンと来ない。

しかし本作では宮崎監督の自由奔放なイマジネーション世界が繰り広げられ、特に動く城の見事な動き、炎をキャラクター化するアイデアとテクニック、ハウルの弟子マルクルの変身場面などは秀逸であり、これらを観る歓びは観客にとって幸せな体験である。
🚧👷🏻‍♀️ただいま工事ちう👷🏻‍♂️🚧
Luke

Lukeの感想・評価

3.0
よくわからなかった
金曜日に見るよ
yuuu0201

yuuu0201の感想・評価

3.0
覚えてない。
dandelion

dandelionの感想・評価

4.0
ソフィの髪色を褒めるハウルが美しい
スタジオジブリで一番好きな映画。幾つになっても面白くて、改めてすごいなと思った!
しゃけ

しゃけの感想・評価

3.8
ジブリ大量に観てるけどハウル惚れた
なんといっても朝ごはん🤤
ハウルが朝からビーフストロガノフを作っていたシーンは圧巻でした。
はだおもいなソフィの売れゆきにも納得のいく作品でした。
Kyan

Kyanの感想・評価

5.0
観れば観るほど深い。
哲学的考えになってくる。
面白い。
もっと深読みしたい。
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