メモリーズ・オブ・マイ・ボディの作品情報・感想・評価

「メモリーズ・オブ・マイ・ボディ」に投稿された感想・評価

Poverina

Poverinaの感想・評価

2.0
ちょっと、いや、だいぶ訳が分からなくて終始ポカーンとしてしまった。もっとインドネシアの文化とかを勉強してから観ないとダメかも。
Lily

Lilyの感想・評価

5.0
久しぶりに投稿!
観た直後は疲労感しかなかったけど、その後数日間頭から離れずずっとこの映画のことを考えてたら、じわじわと良さがわかりました。
主役のMuhhamad Khanの演技がめちゃくちゃ良い…顔もかっこいい…
エンディングの曲も良かった😭
インドネシア映画ほんとすき
もっと日本でも観れるようになってほしい🙏🏻
pherim

pherimの感想・評価

3.4
少年が同性愛を自覚するなか、女装した男によるジャワの伝統舞踊レンゲルと出逢うLGBTQ映画。指先から流れる血は象徴する。虐殺弾圧を伴うインドネシア独裁と急進的イスラム主義の下、村の習俗であった芸能が蒙る抑圧と、枯れぬ生命力を。ガリン・ヌグロホ最新作。
1人の少年が「レンゲル」という舞踊に出会い、運命に翻弄される話。

劇中で使われている歌がどれも素敵。どんな発声をしているのだろう。
AS

ASの感想・評価

3.8
男性と女性、過去と現在、虚と実、その線上を軽やかに往来するガリン・ヌグロホの舞い

@スバル座
身体に響く映画 身体の内側がざわめく

レンゲルダンスそのものの抱える歴史的なトラウマ
男性性と女性性の共在する身体
トラウマ 身体的政治的宗教的トラウマ
レンゲルダンスの政治キャンペーンとの癒着、アニミズム宗教とインドネシアのイスラームとの衝突

「さらばわが愛」をも思わせる
男性が女性舞踊を取り込む

ムーンライトの香りもあるがムーンライトほど芸術点を取りに行ってはいない
それが良さでもあり後半の退屈さでもある

序盤の「レン・ゲル」に関するメタフィックな、アニミズム的な視点を貫き通しても良かった
ボクサーが試合で負けるまでの前半部はかなり面白かったと思うが政治背景みたいなものが出てきた後の停滞感
それはたぶん存命の人物の半生を描いているためであり、政治の流れそのものも未だ区切りを迎えていない現在、「歴史」以前の状態のものを描こうとしているためだと思われる


東南アジアの人々の美しさは、黒人のそれとアジア人のそれの中間のように思え、スパニッシュのそれともまたちがい独特の映りがある。
僕らの身体にも馴染む美しさだ
TOT

TOTの感想・評価

3.8
‪家族への想い、同性への愛、社会も政治も男性性も女性性も内在する青年のドラマ。
インドネシアの歴史と風土、舞踊家リアントの踊りが凄みを加える悲劇の連続は、それでも生きる個人を祝福するような晴れ晴れしさもある。
私は私、あなたはあなた。
この身の内にトラウマを抱えて、どこへでも行けると個人にも国にもメッセージを送るような物語。
3年のリサーチを重ね、舞踊家リアントの半生と舞踊団からインスパイアされた作品は、主人公ジュノの物語の間にリアントの詩的な語りと踊りが入る。
物語パートと趣きを変え、リアントの踊りを正面からフィックスで捉えるカメラが場を演劇的空間に変え、ジュノの次なる物語を導きながら分断して乱調する。
鶏の総排泄腔に指を入れて産卵を当て、懲罰で指に針を刺された幼き日々。
成長して仕立て屋となり、同性に触れられて愛を知るが、社会と政治の中で抑圧され、罰するように自ら指に針を刺す。
‪世界に触れて世界を知り時に血を流すジュノの記憶とセクシュアリティの苦悩は、踊る時だけしか癒されない。‬
女装した男性が踊るジャワの舞踊レンゲルを踊る時だけ開放されるジュノの女性性。彼の指先まで柔らかな踊りと、プンチャック・シラットを対置してみせるシーンは美しく、同性愛や異性装を認めないと思っていたインドネシアの地方にそれらに根付いた伝統、小姓のような少年愛的言及があるのも驚かされた。
‪上映後Q&Aで、インドネシアでは選挙時期に公開されたのは意図したわけでなく、たまたまと言ってた監督。
上映が危ぶまれた(危惧した?実際になった?うろ覚え)けど、民主主義なのにおかしいよね?とも。
「トラウマに対峙しなければ更なる暴力を生む」という言葉も印象的。
‪インドネシアの共産党関係者大虐殺の歴史も織り込み、政治と社会と個人のセクシュアリティがわかちがたく関わっていることを見せる物語。
好きかと聞かれればそうでもないけど、奇妙な熱があり、のどかで美しく、湿気を帯びてセクシーな風景と、ロマンチックな音楽、舞踏を共存させて唐突にユニークな演出は面白かった。
7/7(日)にも監督Q&A付上映あるよ。
https://jfac.jp/culture/events/e-asia2019-masters-of-southeast-asian-cinema/‬
ゴン吉

ゴン吉の感想・評価

3.9
「南アジア映画の巨匠たち」のオープニングイベントで鑑賞。

インドネシアの実在の演劇家をモチーフにして、LGBTQの現状を踏まえ、政治問題を絡めて、男のロマンスを描いています。

ガリン・ヌグロホ監督のトークショーもあり、監督によれば、人は自分を表現するための手段として20%が口で、80%がボディーを使っているそうでした。
また人は、トラウマを抱えながら人生を渡り歩いているそうです。
インドネシアの踊りも楽しむことが出来、映像の構図も凝っていました。

本作品は、インドネシアが抱える問題をアートも絡めて表現した良作です。
同監督のオペラジャワの感想だけど書くところが無いのでここに。

インドネシアのミュージカル映画。
なんだけど映画っちゅーより、前衛舞踊とか暗黒舞踊みたいな感じだし、俺の嫌いなヴェルナー・シュレーター臭を感じた。

嫁を探してこい!と命令された子分の動きがパブリックエナミーのS1Wっぽい所のみ良かった。
haru

haruの感想・評価

-
東南アジアの映画やっぱり好き。血しぶき、ビリヤードの玉、踊る身体。急なクロースアップと、ピントのきつくあった画面。いきなり第4の壁を超えて来る演出には驚いたけど印象的。この監督ロッテルダムの常連なんだとか。もっと東南アジア映画上映してほしい‥
.