「告白」「戒厳令」など、政治的な作品の多い監督さんですね。今作はギリシャで実際にあった革新政党の政治家暗殺事件をモデルにしたヴァシリ・ヴァシリコスの小説の映画化。大好きなジャン・ルイ・トランティニア…
>>続きを読む熱すぎる。
まず、69年当時のギリシャの政治的背景からして(クーデター起きたてのゴリゴリのファシズム独裁軍事政権)、こういう映画作ること自体危なすぎるし、それなのにメタファーとか戯画化とかで政府批判…
正直言って、話の筋は分かりにくいし、退屈だった。何のどの部位がアカデミー賞なのかワタシには分からなかった。アカデミー賞イコール面白い作品とは限らないのは知っていますが、イヴモンタンの魅力、その他配役…
>>続きを読む軍事政権下の架空の国。国会議員Z氏の暗殺。真相究明に動く予審判事。熱気のこもった群衆シーン。敏捷な動きのシャルル・デンネ。ミキス・テオドラキスの音楽が興奮を煽る。ガブラスは、『奇習戦隊』から本作へ。…
>>続きを読む大昔に録画してあったもの。再見。
架空の国ではなくギリシャの話らしい。
革新政党の指導者Zが暗殺されてから、予審判事が事件の裏を探るという話だか、結果は推してしるべし。実際にこの手の話の裏には革新政…
【第42回アカデミー賞 外国語映画賞、編集賞受賞】
『ミュージック・ボックス』コスタ=ガヴラス監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品され審査員賞と男優賞(ジャン=ルイ・トランティニャン)を受賞、アカデミ…
左足骨折偽装からの即左足使用描写、勲章のクローズアップとその数に比例して増えるカメラとか細かな演出がいちいち小粋。
死までがピークじゃなくてジャンルイトランティニャンのパートの方が何ならおもろいの…
【映画「アテナ」のこと】
ロマン・ガブラス監督の暴動映画「アテナ」を観た後で、この監督がコスタ・ガブラスの長男だと知った。
ちなみにここんチは娘も映画監督(「ぜんぶ、フィデルのせい」のジュリー・ガブ…