戦争反対と基本的反論不能な美辞麗句は真っ当だし清く正しいが、昨今の情勢から心の準備は必要かもしれないと思う。
この映画は、現代社会における戦争はどうなるか、考えるいいきっかけになった。
戦中戦後、…
初めてちゃんと見た。
現代と地続きになってるエンドを太平洋戦争で餓死する幼い兄弟が主人公の映画でやるの、視聴者への反戦の意識の啓蒙としてこの上ない演出だったので凄みがあった。
最初清太が亡くなってい…
この映画でおじいちゃんが泣くのを初めて見た。
ドロップのカンカンからこぼれた小さな骨。
おばはんの言うこともわかる、と清太を責める人もいるけど平和やから言えること。
わたしも清太にも周りの大人にも、…
この作品と同時上映された映画として「となりのトトロ」があり、共通して「忘れものを、届けにきました。」という同一のキャッチコピーが用いられている…ということを踏まえて鑑賞すると単にみるだけよりも何か考…
>>続きを読む© 野坂昭如/新潮社, 1988