わが教え子、ヒトラーの作品情報・感想・評価・動画配信

「わが教え子、ヒトラー」に投稿された感想・評価

AKIRA

AKIRAの感想・評価

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ユダヤ人俳優の男が、ヒトラーに演説指導する。
コメディタッチなヒトラーだ。将校達が振り回されるシーンが笑えた。
beegchiko

beegchikoの感想・評価

2.8
原題:Mein Führer – Die wirklich wahrste Wahrheit über Adolf Hitler (私のリーダー、アドルフヒトラーの真実)


実在したポール・デブリエントというドイツのオペラ歌手(ユダヤ人ではない)の手記を監督・ダニー・レビが脚色した作品。原題は「アドルフヒトラーについての真実」

映画.com
https://eiga.com/news/20080905/13/

デブリエントは1932年4月から11月までのドイツ全土の宣伝旅行に同行した。声帯麻痺と診断されたヒトラーのボイストレーニングとスピーチのテクニックの訓練、演技や修辞のレッスンを行い、政治スピーカーとしての彼の存在感を向上させた。
同行した時期から見ると、実際には総統になったヒトラーではなく、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の草創期のヒトラーを助けたみたいだ。

Wikipedia
https://de.wikipedia.org/wiki/Paul_Devrient

監督によると映画はあくまでも芸術なのでリアリスティックに描く必要はなく、加害者を笑いものにし、被害者は絶対に笑いものにはしない、ということらしい。
僕レベルの映画鑑賞人にはどういう目的でこういう作品を作るのかよく分からない。
因みに監督はユダヤ人らしい。
sugar708

sugar708の感想・評価

3.9
独裁者のもう一つの顔をブラックユーモアを織り交ぜ軽快に描いた作品。

あの大虐殺ホロコーストを指揮した独裁者のイメージが強いヒトラーですが、その実、父親に虐待され、画家として挫折し、精神も病んでいたという彼の裏側を前面に出しているのが特徴的です。

公開時にドイツで批判があったそうですが、確かにこれは物議を醸すなと。ヒトラーの人間的な面を描いた映画は「アドルフの画集」などいくつかありますが、それを更にコメディで映像化したというのは非常に挑戦的だと思います。

しかし、監督は恐らく"恐怖"や"独裁"といった恐ろしさの象徴として描かれがちなヒトラーを敢えて弱く滑稽に描くことで、そんな畏怖の念を取り除くことがこの映画のテーマやコンセプトだったのかもしれません。

エンドロールで現在のドイツにて「ヒトラーを知ってる?」とインタビューをしているのも非常に印象的でした。

あのアドルフ・ヒトラーを恐れるなかれ。彼は小男、小便垂れ、勃たない、一般人と何ら変わらない同じ人間だったと風刺が好きなヨーロッパらしい映画でした。

ドイツの名優ウルリッヒ・ミューエの遺作というのを踏まえると、ラストシーンは感慨深いものがあります。
mi

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4.0
「善き人のためのソナタ」のウルリッヒ・ミューエの遺作となった作品。
彼はこの作品を演じている時、既に末期の胃がんだったとか。
・・・もしかしたら、遺作になるかもしれない。
きっと彼もそう思ったはずだ。
その彼が最後に選んだ作品が、これだったと思えば感慨深い。

ヒトラーを描いた数々の作品の中で
今までにこんな大声をあげて笑った事はない。
そう、これはブラックコメディーだ。

ヒトラーの歴史は、決して消してはならない汚点であるし、今生きるドイツ人にとってもそれが同じ思いである事をエンディングのドキュメントで知った。
世代を超え、歴史は流れてゆく。
それでもあの痛みを忘れてはいけない。

作品の中で語られている内容も、決して楽しいものではなかった。
生と死、それが瞬時に入れ替わってしまうであろう、緊迫した時代。
なのにその根源といえる指導者は、なんと惨めな男なんだ。
数々のヒトラー映画を見るたびに、その感情は私の中で高まってゆく。

人は人に動かされるものではない。
感情は、感情に流されるものではない。
全ては時代に翻弄されるものなんだ。
それを教わった作品です。


最後に、尊敬すべき役者、ウルリッヒ・ミューエに哀悼の意を。
NOBU

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3.0
コメディーとして演出も面白いが、ユダヤ人に頼るヒトラーは現実として無理があるは事実で、その点を、コメディを交えてもっと説得を入れて欲しかった。そうすれば、面白さが倍増したように思う。
ウルリッヒ・ミューエの遺作となった作品だが、彼の表情がこの作品の中で立体感を生んでおり、ナチスの人間が更に滑稽となって映る。
本作とイングロリアス・バスターズでゲッペルスを演じたシルヴェスター・グロートのお芝居は本作の方が際立っている。

コメディ作品なので日本版ポスターは本作の風格と乖離しすぎている感あ否めない。
KRHM

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3.1
思ったよりコメディより。パッケージはシリアスな感じなのに笑

ヒトラーを終始小馬鹿にしている感じでいいね!
etoile

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3.4
ハイルヒトラー!!!!!
今回も言い過ぎなwww
みんな言い忘れることはないのかw

教授は「善き人の為のソナタ」の人かー…
これほんとに素晴らしい作品なのにあまり知られてないのが残念。


本作は、ヒトラーに演説を指導したユダヤ人教授パウル・デブリエンの手記を下敷きにしたお話。
演説指導をユダヤ人にお願いするなんてほんと?
しかもけっこう仲良くなってる。
ヒトラーには血も涙もないと思ってたけど人間らしいところもあるんだね。
まぁコミカルに描かれてるから本作での印象はそうなるけど…実際は和気あいあいとしてはなかったよね。
教授は頼まれて寿命が縮んだろうなぁ…断れないし。
ユダヤ人に教えてもらうことを受け入れるなんて…
100%真実って言ってるけどこれが事実ならほんとにすごい。
どこまでがほんとなのかな。
ヒトラーも普通の人間で色々悩んでたんだなぁ…
いや、痛烈に皮肉ってるのよね。
もしかしたら全部嘘なのかも。

コミカルなヒトラーにはもう慣れたけどこれもなかなか。
ヒトラーが教授夫婦の間に寝るシーン、
教授がサンドイッチのハムをラグの下に入れたらわんこが食べちゃうシーンが好き。



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2020/№101.◡̈*✧🌛
おうち映画№96

劇場映画№5
超シリアスなものを想像してたので、予想外の内容に驚いた。
 
あまり語られない事実とはいえ、精神的に不安定なヒトラーを思いっきり皮肉っている描写がちょっと意外。コメディか!?と思ってしまうほど。

ヒトラー自殺の数ヶ月前、精神的に不安定だった頃。彼を再生させようと、盛大な演説会を計画。その準備のため元俳優のユダヤ人教授を呼び寄せ演説指導・演技指導を受けることに。

教授の立場としてはこんなん絶対断りたいだろう。引き受けるにあたっての彼の葛藤を想像したらこれつらすぎる。

でもヒトラーのほうは意外に教授に対して敵対心がなく。

それに、嫌なものは何が何でも嫌!!っていう感じが子供みたい。
笑ってしまうのはヒトラーの部下たちがころころ変更する命令に振り回されるところ。命令系統がしっかりしてないから現場は混乱、どっちの命令が正しいのか?で不謹慎かもしれないけどまるでコント。

ドイツ人の反応も「以前ほど絶対的でもなくなってるんだ」と思わせるような反応でこれもコントみたい。

ちょっと角度が違うナチス映画。なかなか面白かった。
英国王のスピーチとおんなじだった!
ユダヤ人がヒトラーに演説を指導したてのは凄いけどどこまでが本当の話なんやろ?
敬礼のシーン、毎度"はいっヒットラー!"て聞こえてめっちゃおもろかった笑
ドイツ人が描くナチス映画はやっぱりハリウッドのそれと違ってリアルで面白い。ジョジョラビットもナチスコメディで最高だったけど所詮英語劇、こっちは当然ドイツ語だしブロンディ(ヒトラーの愛犬)もエヴァブラウンも出てくる。ユダヤ人教授がサンドイッチを出されて中に入ってたハムを床に捨て(ユダヤ教でハムが禁止されてる)、ブロンディが食べにくるシーンが気に入ってる。
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