このレビューはネタバレを含みます
話はそんなに面白くないというか陳腐なヤクザものだけど、ラスト10分くらいの討ち入りシーンの演出と撮り方の外連味と実験性がアートでありちゃんとエンタメとして機能してて鬼のようにカッコいい
もうちょい全…
溜めに溜めて任侠映画のビジュアルを一気にかなぐり捨てるラスト十分! 画面が朱に染まった瞬間雷鳴は轟き空は世紀末色へと様相を変え、過剰なピンスポが高橋英樹を照らすことで異界への突入が決定的に。雨中駆け…
>>続きを読む前半と後半で落差が激しい。
前半は逃亡と兄弟愛をベースに満州やトンネル建設、談合、会社と工夫という社会視点を入れ、そこに人妻への愛、おきゃんな娘の恋を加える物語。
だが後半の殴り込みになると一挙に…