本作による山本五十六性善説は一種の踏み絵
これだけの思慮と賢慮さを見せられては戦記物をちょこっと齧った程度の半可通(←俺)はコロッと「山本五十六さんは素晴らしい方だったんだなぁ…」と思わされてしま…
太平洋戦争の真珠湾攻撃やミッドウェー海戦の映画は何本も作られているが、これは山本五十六の映画、さすがに何事にも動じない、冷徹な大人物に描かれている。一度始めた戦争を終わらせるのは容易な事ではない。真…
>>続きを読む2021-01-05記。
トップみずから危険な前線に行くことなど通常は考えられない。
その理由が昔から疑問だったが、よく分かった。
作戦上、前線の捨て石とせざるをえなかった部隊を喜ばせようとしたんだ…
山本五十六の実像だが、役所広司が演じたことでより人間味あふれる人物像になったのは間違いない。
とはいえ題材が三国同盟締結から真珠湾攻撃の流れなので、戦争ものというジャンルは避けられない。
残念なが…