核戦争後、大気中の放射能が運ぶ死の影に晒される人々。僅かな望みに賭ける一方で、生存者に安楽死のための薬物も用意されている。被爆症状の曲解はいいとして、刹那的な倒錯に満ちた作品に感じた。製作が描こうと…
>>続きを読むいつもと変わらない生活の中で、ワインあと何本ある?とかちょいちょい終末感を挟んでくる。主人公の恋愛よりも若い2人の方に感情がいってしまうのは、今の時代に見ているからだろうか。静かな映画だなと思ってた…
>>続きを読む「兄弟たち、まだ時間はある」、70年経過した今、私達にはどれだけ時間が残されているのだろう。
いわゆるポストアポカリプスSFものですが、そういった映画にありがちなパニックやサスペンス、暴力という…
このレビューはネタバレを含みます
古いsf小説の映画化。
こんな映画があるとは,知らなかった。
第三次世界大戦で地球上の生き物は死に絶える。
その時が来るまでの物語。
その時とは地球が核汚染され、もう誰も助からなくなった時。
その時…
小松左京もこの作品から【復活の日】の着想を得たのかも知れない。
舞台はオーストラリアとアメリカ原潜。
黒人や黄色人種は死滅済み。アボリジニすら出て来ない、白人だけ生存している終末世界。‘59だし。
…
この映画のDVDジャケットが「エヴァ・ガードナーとグレゴリー・ペックの抱擁場面」だったのと、タイトルが『渚にて』だったので、「二人の恋愛ドラマかな…」などと勝手に思ってレンタルして観たら想定外のSF…
>>続きを読む死がそこにあるから生が美しく見える
艦内でのジュリアンとの会話が良かった。
妻が現実を受け入れられなくて悩んでいることを相談すると、ジュリアンは自分の現状の惨めさを赤裸々に語った。
それに対する「…