小説ならば、斬新な、新しい発想の作品に注目が集まりやすい気がするが、映像だとどうしても時間を拘束するぶん分が悪い。しかし、殺人犯、殺人事件をこのような切り口でドキュメンタリーにするのは面白い試みだと…
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劇中に流れるフリージャズ(阿部薫?)が印象的でやたら風景ばかりダラダラ垂れ流してる緩慢な欠点もあるのだが、連続射殺魔・永山則夫の一方的な視点から国家的幻想を打ち砕く如何にも若松プロら…
【ドキュメンタリーではなく芸術だが】
監督の足立正生自身がナレーションもやっています。タイトルから分かるように連続射殺魔・永山則夫(1969年逮捕、97年処刑)を描いた映画なのですが、彼の名は直接…
永山基準と呼ばれる死刑の判断基準ができたほどの有名な連続射殺事件の犯人の人生の足取りを追うドキュメンタリー。
家出、密航を何度も企て、職、住まいを転々とする人生。
人に馴染めず、社会に溶け込めず、罪…
永山則夫の故郷に掲げられている標語「お兄ちゃん 暴力だけはしないでね」
暴力は本当にいけないんでしょうか
何よりも暴力をふるっているのがあなたたちの言う民主主義なんじゃないんでしょうか
『…
特にストーリーや登場人物があるわけではなく、ただただ昭和の薄らさみしい風景と、不穏なフリージャズと、ごくわずかなナレーション、、ただそれだけ。
しかしこれが永山則夫の生い立ちから事件まで本人が見たで…