連続ピストル射殺事件を起こした犯人の足跡を辿るドキュメンタリー映画
彼が生まれてから逮捕されるまでに辿ってきた道筋、そして彼が見てきたであろう風景だけが映し出される。ナレーションによる説明は入るも…
切り取られるべき退屈な風景をたんたんと映す映画として提示されたのか、映されている対象は退屈だよね、って前提のもと、それを映像化によって切り取ってその深層にある豊かさを切り出す映画として提示されたのか…
>>続きを読む東京都写真美術館で観たのに書き忘れていた。
極めて単純に言えば退屈な風景が映っているだけなのだが、死刑囚がいた、そして見ていた風景であるというだけで、目が離せなかった。
時折入るうるさいくらいのサ…
全然意識せず赴いたのだが、写美の"風景論以後"、最終日13時に行ったら受付女性がちょうど今から始まりますと伝えてくれたので、図らずも通しで観たら、食らい果て、清水瑶志郎も現代に居場所がないことを再認…
>>続きを読む途切れないフリージャズは、永山則夫という一人の若者に対して当てられたもので、それゆえに、風景映画として見るとややうるさい。北海道から始まるこれら風景に国家の権力性を見出すのは、やはり松田や中平のテク…
>>続きを読む東京都写真美術館の企画展で鑑賞。
風景論に関する展覧会だった事もあり、出発点となった映画を鑑賞できて勉強になった。
案外短いカットが続いていると感じたのと、構図の切り取りがとても美しく、緊張感のある…
出来たばかりのときはどんな評価だったか想像できないが、今見ると「この作品があってよかった」と思うシーンばかり。
写美、展覧会「風景論以後」展示室内で見た(今まで全体を見たことなかったかも??)。…