的確なタイミングで開く扉が生み出す縦構図からディナーラ・ドルカーロワが現れる瞬間の素晴らしさ。ソ連崩壊後の混乱渦中の子供達にズケズケ踏み込むカネフスキー。明らかに演出したこの場面、パーヴェル・ナザー…
>>続きを読む再会のシーンで3部作が繋がりあらゆる境界が溶解していくカタルシスが素晴らしかった。3部作まとめてひとつの作品と見なせるし、邂逅の場面がクライマックス。ディナーラが現れるシーンが、前2作のガリーヤ/ワ…
>>続きを読む都合が合わず、ワレルカとガリーヤの
『ひとりで生きる』をみられなかったのだけど
パンフレットを熟読して想像。
(斎藤真理子さんが寄稿しているではないか!素敵な文章でした)
そして本作に。
カネフ…
このレビューはネタバレを含みます
ソ連解体後の少年少女のドキュメンタリー
一桁の子ども、声変わりもしてない子どもたちが喫煙、窃盗で自活をする
インタビューを受けている子どもたちの落ち着きのなさは年齢を伴う毎に収まり、特別収容された子…
痛いほどのリアリティと共感と見捨てられた青春が持つ光と影の共存。
スクリーンに映る子どもたち、若者たちは、犯罪や非行という言葉だけでは括れない、人間としての脆さや希望を持っていて、そのギャップが心に…
もっと時間を置いて観たかったけど欲張りはよくない
序盤から飛ばして子供たちが街の往来で煙草を吸いながら無邪気に戯れている 話も聞かず育ててもくれない大人を捨てて自らコミュニティを作り何とか命を繋ぎ…
ストリートチルドレンにインタビューするドキュメンタリー
少年院でふいに現れるワレルカ演じたパーヴェル・ナザーロフ、ガリーヤ演じたディナーラ・ドルカーロワとの再会に固く閉ざした心が開く、やはり彼女は現…
映画とはこれのことかと思った。
この感情を他人に伝えたくてもそれはやっぱり映画を観てもらわなくては伝えることができない。映画である必要性を感じた。それは圧倒的な映像美やサウンドなどといった映画そのも…