なかなかに残酷な現実。
今を生きる平和な若者よ、
この映画を見よ。
そしていかに自分たちが幸せか、
当たり前じゃないってことを深く感じて考えて、生きていってほしい。
カネフスキー作品のあの2人が…
このレビューはネタバレを含みます
《ヴィターリー・カネフスキー
トリロジー》③
ソ連崩壊後のストリート・チルドレンを追ったドキュメンタリー。
小さな子供でもギャン…
3部作最後、ようやく観ることができた。ソビエト連邦崩壊後の話。ドキュメンタリーなんだけど、何とも言えない空虚さを感じた。誰が悪いとかではなくて、出てくる少年たちが犯罪を犯していても悪びれない様子を見…
>>続きを読むアントワーヌ・ドワネルが惚れた女の子をストーキングしたり、レコードをプレゼントしたりしていた(あるいはもう少し先、脱走兵として投獄されていた)のと同じ年の頃、ワレルカ役のパーヴェル・ナザーロフは窃盗…
>>続きを読む悪さをした武勇伝
それだけが重要な世界に僕らは
他人は僕らを憐れむけれど
そんなに悲観してない現実
他の世界を知らなければ
それを羨むこともなく
僕らの笑顔とあんたらの笑顔に
違いがあるとは思…
ヴィターリー・カネフスキートリロジー3作目。第二次対戦後からソ連崩壊後まで子どもたちの境遇が何も変わっていないことに愕然となる。10歳そこそこの少年がタバコをふかしながら武勇伝を語る衝撃。音楽が唯一…
>>続きを読むこういう状況を日常的目の当たりにしてるからこそ前2作のような映画が撮れるのか。
露悪的な要素がその範疇だけに留まらず異様な生々しさを感じる所以は間違いなくここにある。
主演2人の邂逅シーン素晴らし…