コントロールの作品情報・感想・評価

「コントロール」に投稿された感想・評価

Iri17

Iri17の感想・評価

5.0
Joy Divisionのフロントマン、イアン・カーティスの伝記映画。

孤独、自分への憎しみ、他者への不信、実存の不確かさの不安、この映画を観ても、イアンの内面は理解できないだろう。
誰も他人の頭の中や感情など理解できない。僕たちは推測し、自己の推測を妄信することしかできない。

どれだけ自己を、他者を、世界を妄信することができるかで生き方は変わってくるが、イアンのような繊細な青年は妄信することなど出来なかったので、自分の不安を「コントロール」することができなかった。

イアンに限らず、多くの精神的問題はこの「コントロール」の問題であることをこの映画は教えてくれる。

分からないこと自体が自己や世界の本質である。

デヴィッド・ボウイのThe Jean Genieを聴きながら歩くイアンのジャケットに書いてあるHATEの文字。
まるでイアンが世界や他者を憎んでいるように見える。しかし、映画が進むうちにイアンが憎んでいるのは自分自身であることに気付く。むしろイアンは他者を愛していた。自己へのHATEと他者へのLOVEの乖離、そのLOVEがイアンと他者、世界を引き裂いたのだと思う。
Love Will Tear Us Apartという曲が表すように。

サム・ライリーの取り憑かれたような歌唱も本当に素晴らしいので未見の方は是非。
yastak

yastakの感想・評価

3.6
ひとえにアントン・コービンの思い入れたっぷりの伝記映画

ジョイ・ディビジョン好きだったら観て損はない作品
サム・ライリーの憑依っぷりが凄い

イアン・カーティスの死は、見た目とかパフォーマンスも相まって失恋のショックで死んじゃったカワイソウな人的な、世の刹那的でカッコいいロックスターの死とは別物として扱われてきたように思いますが、この映画を観るとそういった印象が変わるように思います

全編モノクロは、伝記映画的演出もあると思うけど、イアン・カーティスの繊細さを表現する一助になっていると感じます

サマンサ・モートンが年齢的にどうなの、的なところは引っかからないでもないですが、演技はいいので気づかなかったことにしときます

別作品ですが、24アワー・パーティー・ピープルも観ておくと、ムーブメントの全体像把握に役立ちそう
ドキュメンタリー作品 JOY DIVISIONも気になります
eau1209

eau1209の感想・評価

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Joy Division 観たさなら、24 hour Party Peopleよりやっぱりこっちでしょ?
と言う訳で。
MikuOshika

MikuOshikaの感想・評価

4.0
たった23歳の若さで
色んな荷物を背負いすぎて
プレッシャーと不安や憎悪の悪循環の中で生きていたイアンカーティス。
なんか彼の心に触れた気分。
哀しいけれど
ジョイディヴィジョンというバンドの深さ
ニューオーダーとして
再出発したメンバーの絆が素晴らしい。
命って儚いね。
改めてジョイディヴィジョンのサウンド
イアンが生み出した歌詞
天才的で鳥肌たつわ。
ニノ

ニノの感想・評価

4.7
イアンカーティスが憑依してるとしか思えない演技力!
そして最期にちゃんとイギーポップのレコードを流していたところは、ファンとして辛くもあり忠実に再現してくれて感謝の気持ちが溢れました
ヒナ子

ヒナ子の感想・評価

3.7
ジョイディビジョン、学生の時よく聴いていて懐かしくなって鑑賞、イアンが生き写しみたいに似てて震えた。渦巻く愛がプライドを侵す、バンドの人気とは反してプレッシャーによって疑心暗鬼になる、23歳にして多くを抱え込んだ彼の死。イアンの腹の底からの声、歌詞の意味を噛み締めてまた苦しくなった。それと、モノクロはずるい。
PimpT

PimpTの感想・評価

3.5
イアンカーティスは今でもイケてる。ニューオーダーよりジョイディヴィジョンです、やっぱり。
ニューオーダーが特段好きではないけどこの人が生きてたらどうなってたんだろうなあ。チェスターとかもだけど、繊細な人ってスターになっても抱えるものがあるとこういう選択になってしまうのか。今後ブルーマンデー聴く時は重みが出そう。
サム・ライリーのイアン以外もマジで似てる、みんな似ててすごい
若いバーニーのかわいさ最高に出てる

エンドロールがキラーズバージョンのShadowplayでびっくり、でも良いカバーだよねこれ
あと2週間後でちょうど40年経つのかぁ
sunaimai

sunaimaiの感想・評価

3.8
NEW ORDERを聴くようになってから彼の存在を知ったので、大変勉強になりました。全編モノクロで、ダークなトーンが内容にマッチしてました。
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