新人本郷功次郎が初々しい。
そんな若者が立派に仁義を切るのは、映画としても落とし前をつけることができたのだけど・・
雷蔵兄いの説得が水の泡になった感は否めず。
中田ダイマルラケットの弥次喜多が良す…
市川雷蔵、淡路恵子共演で思い出されるのは翌年の傑作「切られ与三郎」だが、既に本作でも雷蔵の男っぷりの良さと淡路のお色気が噛み合って田中徳三監督の明朗時代劇の秀作と思いきや、新人で雷蔵の愛弟子本郷功次…
>>続きを読む十一代将軍徳川家斉の三十八番目の若君にあたる長之助が、甲州鷹取藩五万一千石の城主となることになった。だが自分の孫を鷹取藩主にするため、老中の堀尾備前守は長之助を亡き者にしようと暗殺団を放つ。濡れ髪の…
>>続きを読む距離を丹念に見せてるのでギャグとシリアスを行き来しても崩れない。職人芸かくありき。本郷功次郎が襲われてる時に雷蔵が初登場して即乱入なのも軽いキャラに相応しい。
花火から始まる夜の逢瀬シーン、すぐに男…