アラン・ドロンの『太陽がいっぱい』のリメイク。嘘が嘘を呼びその嘘に絡み取られて破滅に向かう若者をマット・デイモンが熱演。前半がもたつき過ぎて話も長い。ジュード・ロウが出ていたことすら忘れてしまう。主…
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サスペンスと書いてたのに、サスペンスっぽくないな…と観てたら1時間ぐらい経って急展開。ディックを殺してサスペンスになった。若き日のジュードロウが美しい。トムがまさか逃げ切れるとは。バカな探偵と父親……
>>続きを読むリプリーは貧しくも音楽を愛し、才能もそれなりにあるのに、最高峰の音楽は結局金持ちのものだ。いいものはすべて取られていく。すこし味見するだけのつもりだったはずが、いつしか「いいもの」の沼から抜け出せな…
>>続きを読む手塚治虫の「奇子」のようだと思った。生き抜いていく方便としての嘘を躊躇わず貫く様は程度の差こそあれ、人間の機能であるとも言える。ただし日本は恥の文化で己をアピールすることに長けていないとするならば、…
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