【彼女は傷つきながら夢を見る】
シュッシュッシュ〜♪
負け犬達のバイブルこと『サイタマノラッパー』第2弾。
ぐぅ面白かった。
むしろこの作風がクセになりつつある今日この頃である。
早く第3弾が…
マイノリティーに生きる人間の、ギリギリの自己の確立の手段として、彼女達にはラップがある。
極限の状態で言葉を吐露することで、自己を表現し、自己を肯定し、自己を昇華してアイデンティティーを手にする。
…
ポスタービジュアルからチープなコメディかと思って観てみたらとんでもない。
絶妙すぎるこダサい群馬感に何度も笑い、アラサー女子たちのリアルなラップにだんだんと胸が熱くなり、最後は笑いながら泣いてた。…
サブタイトルのとおり、このシリーズのテーマは傷だらけのライムなんだと思いました。
前作もそうだけど、序盤にもラップシーンは出てくるけど、いい!とはならない。いろんな挫折があって心が折れた時のラップ…
気になりつつ、ちょっと甘く見てたら思いっきり正面から殴られた。
ラップバトルもさることながら、後半の法事の席の長回しが意味ありすぎて凄まじい。
あとエンドロールも。
入江悠すごいね。
シリーズの他作…
群馬の田舎で燻っている女性たちが、輝いていた高校時代のラップクルーを再結成するも・・・。入江悠監督の映画は前半のコメディ展開が後々のハードな展開に効いてくるという珍しい構造をとっている。前作ではカタ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
アユムが吐き出したように、大人になったら自分は何者かになっていると思っていたんです。何者かになってはいなくても、端的にいうと「今の現実とは違うはずだった」んです。
TKD岩にそれを吐露して涙を流して…
「SR2」CREW