実際に目の当たりにしたら変人集団と一蹴してしまいそうな人物らでも、黒澤明に近い撮り方と演出もあって非常に美しいものとして眺めることができた。
ロッセリーニ作品としてもイタリア映画全体、というか古今…
ロベルト・ロッセリーニ監督、フェデリコ・フェリーニ共同脚本。清貧の思想で知られ、過激なまでに愛と平和を説いたアッジシの聖フランチェスコに纏わる歴史ドラマ。
「主への愛のため苦難に耐えること。ここに…
アッシジの聖人フランチェスコを、ロベルト・ロッセリーニ監督、フェデリコ・フェリーニが脚本に加わって描いたドラマ。フランチェスコと仲間の修道士たちの旅が小話を連続させたような構成で語られる。
清貧を…
ロッセリーニの代表作なんだってね。
キリスト教徒でもなんでもない、むしろ、無神論者(そんなに厳密なもんでもないけど)の儂にとって、聖フランチェスコとか云われても、はぁそーですか、としか感じない。
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信じるものがまったくない自分が観ると、正直言って理解に苦しむ行動が多くて、最後までなんとも言えない気持ちで見ることになった。ロッセリーニは敬虔なカトリックだったのかなぁと思ったりして、軽く調べてみた…
>>続きを読む映画は一本筋のストーリーで描かれているというより、
断片的に、アッシジの聖フランチェスコと修道士が描かれている。詩の論理と似ているようだ。
印象に残っているのも、あるストーリーというよりは、聖フラ…