砂の上の植物群の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『砂の上の植物群』に投稿された感想・評価

中平って勘がよくてセンスが悪い人だったのか?音楽は黛なんでまあともかくあの絵はなんだよ。最後のエレベーターは他の吉行小説の映画化に取っておくべきだったかな。
深緑

深緑の感想・評価

4.0

・やっぱり吉行淳之助はミソジニストだと思う
・ポルノじゃないけどポルノ以上に淫ら
・性の深淵にあーあ落ちちゃった、な主人公の心情を表すエレベーター
・個人的にスルメ映画
・モノクロの持つ艶やかさみた…

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oVERSON

oVERSONの感想・評価

2.0
小手先のスタイルでどうこうなる話じゃない。
男同士で話してる内容の下衆さだけが面白かったけど、そこも特に物語を転がす推進力になってはいない。
2023-98

「猟人日記」同様に仲谷昇が主人公の、吉行淳之介原作のエロチシズムを追求する中平康監督の佳作で、稲野和子が前面に出てその魅惑振りを存分に発揮し、新人西尾美枝子が新鮮だ。だが、日活がロマンポルノ路線に移…

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odyss

odyssの感想・評価

2.5

【モダニズムの限界、作家の限界】

吉行淳之介の小説(私は未読)を原作にした映画ですが、今の目で見ると製作年である1964年当時のモダニズム的な作りがちょっと鼻につきますね。

現代絵画や古典音楽を…

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bluetokyo

bluetokyoの感想・評価

3.0

見て面白いか面白くないかと言えば、あまり面白くはない。なぜか、それは、この後、東映エロ路線とか、日活ロマンポルノが出てきてしまい、どうやっても、性、性欲、といったテーマへのアプローチをするなら、見劣…

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mlc

mlcの感想・評価

4.5
面白い映画。
鰻屋のタブーなくだりと、事後のタクシーでの「忘れもの」のシーンが印象的。

中谷昇がいい男で、
あとはなんといっても昭和の女優の色気と個性がよろしくて。
餃子

餃子の感想・評価

4.2

原作が好みだったから観た。色彩の映像美と、艶かしいオルガンのBGMが秀逸。映像に関してもっと言えば、性的なシーンが多い中、身体はほとんど映さずに「目・唇・腕のアザ」の画だけで勝負するところも粋でカッ…

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す

すの感想・評価

3.3

中谷昇さんめっちゃ男前
津田寛治(の顔だいすきなのだが)にマイルドさを足したような…
(時代的には津田寛治が中谷昇をシャープにした、というほうが正しいと思うが)

オープニングからスタイリッシュで良…

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tych

tychの感想・評価

3.5

1964年 中平康監督作品 95分。妻子ある化粧品のセールスマン伊木(仲谷昇)は、推理小説を構想するような男だ。仕事帰りに展望台で出会った女子高生 明子(西尾三枝子)と親しくなった伊木は、明子から「…

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