アラスカ物語の作品情報・感想・評価

『アラスカ物語』に投稿された感想・評価

mitakosama

mitakosamaの感想・評価

2.7
スカパーにて。八甲田山の新田次郎による小説をもとにした伝記映画だそうな。
実在した、フランク安田というアラスカのイヌイットを救った人の話とのこと。知らなんだ。

明治に渡米したが差別も多く船を降りアラスカに渡った安田(北大路欣也)。地元のイヌイットと交流しコミュニティに入る。だが捕鯨の際に、女を抱くという儀式を拒み一旦コミュニティから出される。
安田が一度は拒んだ女・ネビロだが結局二人は結ばれて、一緒になる。イヌイットは不漁により飢餓状態に。

トムカーターなる山師と出会い、安田とネビロは一緒に金脈探しの旅に出て、イヌイットの新天地を探す。
旅の果てに金脈を見つけ、偶然知り合った日本人・ジョージ大島(宍戸嬢)とネイティブアメリカンの酋長(丹波哲郎)と交渉し、イヌイットらの新天地を獲得する。

基本的に史実だろうから過剰に演出している訳ではないのだろう。ただどうしてもヒロイックな英雄譚としては物足りない構成なんだよなー。
映像が全体的に地味なことがある。確かにアラスカの自然は凄いしロケも大変だったろう。
でも金脈探しとか、どうしてもアクショナブルじゃないもんな。だから小屋で狼に襲われる必然性の無いシーンとかを無理やり入れている感じがする。
ネイティブアメリカンとの交渉も丹波哲郎が変な身振り手振りで頑張ってはいるが(笑)やはり地味だ。一触即発な雰囲気を出して緊張感を高めてはいるが、言うても只の話し合いだからねー。クライマックスとしてはやはり絵的に寂しい。

鯨やアシカなどの狩りを行うシーンがあるが、あれは実際に猟っているいるのかなぁ?だとしたら今じゃ映画倫理的にNGだな。イヌイットの文化としたら正しいのだろうが。
keikun99

keikun99の感想・評価

2.5
服部半蔵影の軍団で、敵のくノ一を魅力的に演じていた三林京子さんが出演されていたので、視聴しました。ちょっと話が長すぎて、もう少しテンポ良くしてくれればという所はありますが、開拓期のアラスカを知る上では、貴重な映画であると思います。
つよ

つよの感想・評価

3.5
船での白人たちのリンチから逃れるため危険な偵察任務に出る日本人、助けられたエスキモーたちと生活をする。
過酷。リアリティある映像。緑の安心感。
臨月の妊婦がいる家に狼が襲ってくるシーンは緊張感があって良かったが、ちょっと長すぎて退屈。
「八甲田山」もありちょっとした新田次郎ブームだった77年。黒澤明の直弟子の堀川監督が大作として本作発表して結構宣伝していて子供心に観に行きたいなぁと。なにせエスキモーのモーゼと呼ばれた日本人の話。面白そうだ。で、この歳になってようやく観れた。脚本がナレーション中心なんで無駄にダラダラして、せっかくアラスカまで行ってロケしてるのに良さが伝わらない。この年代の監督は、フラハティに影響されてるから似たようなシーンで突然ドキュメントにしてしまう。驚くのは丹波酋長の登場でしょう。後に「四月の魚」でも酋長やるし日本映画で酋長と言えば丹波さんなのか?もう個人的におかしくて素直に見れない。北大路欣也が雪目になって大変だった語る。「漂流」同様残念だが映画は、頑張った分、映画が比例して面白くなるもんではない。
まさお

まさおの感想・評価

3.4
高校の映画鑑賞会にて❗面白かった記憶!もう一度観て確認したい・・・
先日ロードショー公開され、ハリソン・フォードも出演していた「荒野の呼び声」とほぼ同じお話。

まず舞台・時代設定がゴールドラッシュ時代のアラスカ。

かたや南国生まれの大型犬が犬橇(いぬぞり)仲間で頭角を現し、やがてオオカミと交流し狼族として暮らすまでの話だったのに対し

本作は、エスキモーの中に放り込まれた日本人(北大路欣也)が やがてリーダーシップを取り対立するインディアンと平和交渉を成功させエスキモーたちの食糧危機を救う話。

物語の中盤に砂金探しの過酷な旅に出て苦難の末に金を発見するも大金持ちにならずに仲間を優先するとこも同じ。

でも本作では「荒野の呼び声」と違って、北大路欣也の何がエスキモーの信頼を得たのか説明されておらず新田次郎の原作のダイジェスト版でしかない。

あなたにおすすめの記事