自分らの運命に抗い、新たな道を切り拓こうと2人は逃避行を続けているはずだが、どこか自ら破滅へと飛び込んでいった、ましてやそれを求めていたのではないかとさえ感じた。
それが唯一の彼らにとっての道だった…
世間の偏見で普通に生きられない前科者にヘンリー・フォンダ。
盲目的に尽くす恋人にシルヴィア・シドニー。
共依存ってこんな感じなんかな。
生まれた子供に名前もつけず、姉に預けて、二人で逃避行。
…
フリッツ・ラング監督「暗黒街の弾痕(原題:You Only Live Once)」(1937)。元服役囚のエディ・テイラーは、模範囚として出所するも、世間の偏見と不信感にさらされ、仕事を得るのも困難…
>>続きを読むユナイテッド・アーティスツ。リンゴから始まる冒頭のくだりは。ヘンリー・フォンダが出所する際の仰角ショット。幸せなカエルの鳴き声。2匹。ここで初めてヘンリー・フォンダとシルヴィア・シドニーの幸せな切り…
>>続きを読む約90年前の作品。男女の逃避行作品で、再会、強盗、冤罪、脱獄、逃亡、出産が80分ちょっとに全部積み込まれている。出産はどうやったの!?
後半にかけて面白くなっていく。たまにこういう白黒のノワール見た…
冤罪、前科などをモチーフにした優れた映画なのはわかるが、ストーリーが簡単に読めてしまうし、もう少し更生への苦労みたいなのがあったら感情移入できた。
フリッツ・ラング、ドイツ的な感じでトーキーの全部…