脚本はとても自然だった。そういう生き方なら、結末はきっとそうなるのだろう。
米の白人デレク(ノートン)は父親を黒人に殺され、白人至上主義を掲げ有色人種を迫害する。
サリンジャーの『ライ麦…
アメリカの人種差別の根深さを描いた怪作
エドワード・ノートンの演技に注目する人と人種差別というアメリカの社会問題に着眼点を置いて観てる人に分かれると思いますが、私は後者の方です。主人公の父親は消防士…
例えば移民政策について議論があるとき、移民による治安の悪化を憂う賛成派の意見も、福祉の心や人権の観点から反対する意見も、どちらにもそれぞれの正しさがあるように見える。
ただしこれは移民の根源にある問…
ネオナチの白人至上主義の荒んだ映画って記憶を確認したくてムービープラスで録画。移民、外国人が幅を利かせてるせいで自分たちが損をしてる…ってヒトラーを崇拝するネオナチが集まって憎悪を激らせてる様子が今…
>>続きを読むおそらく公開当時の2000年に見ていたら遠い国の関係ない話に思えただろうけど、移民問題が本格化してきた現在に見るとあまりにも重く、自分のスタンスを問われるような内容だった。
これを見て思ったのは、…
私的、これぞ映画な一本。
思想を持つにあたる時系列のリード感、ヒリつき、ラストの演出まで。
長きに根深い人種問題(ネオナチ)の感性、視野、視座を狭義に、且つ、大胆に演出している。勧善懲悪なんて…
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