冒頭いきなり繰り出されスリリングな展開と思いきや、ヒューマンストーリーなのかと油断していると、突然の暴力発露に驚かされ、でも再び戻る。そんな繰り返しで一体どこに連れてかれるのか予測不能のままラストへ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
映画全編に漂う場末感の中に、説明を後付けしていく展開のミステリーサスペンスの為、一筋縄ではいかない玄人好みの映画です。
言わずもがならサミュエル・フラーの代表作。
冒頭の丸坊主の美女による暴力と…
開幕早々力の限り男を叩きのめし頭皮が露わになった女は紙幣を破り捨てて鏡でかぶり直した髪を解かして乱れた目元を整えて表題と製作出演。口を閉ざしたまま交わされる視線と顔。ひとつずつ数えながら突っ込む。事…
>>続きを読む元娼婦の再生への道を通して世の中の偽善を抉り出す、サミュエル・フラー監督のカルト的傑作。撮影は前年の「ショック集団」(1963)に続いて、「狩人の夜」(1955)などの名手スタンリー・コルテス。
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コンスタンス・タワーズのヒロインは、娼婦だが、男に搾取されている現実から逃れ、地方都市の障碍者施設で働き始める。そこで町の有力者から求婚されるが、かれは施設の子供に悪戯をする変質者だった。そして看護…
>>続きを読む【正体はskin head】
過去の因縁に満ちた「業」からの脱却を図る元・娼婦の偽善性が暴かれる前半→後半の落差が凄まじいサスペンス・ドラマ。
「どんなに自分を偽っても本性は隠し切れない」といっ…
変な映画だけど硬派。やはり冒頭が強烈すぎるな、なんか事故映像を見ちゃったような気になる急な坊主。娼婦がとにかく怒る
小児性愛者と同じ「変態」とレッテルを貼られる娼婦。少し『タクシードライバー』的、…