オープニングから即殴打!人物の二面性が徹底して描かれていて登場人物の役割が場面ごとガラリと変わるのスリリングだった。特に刑事の立ち位置が絶妙なスパイス。幻想のベニスや幼女暴行の大胆な省略、引きの場面…
>>続きを読むブリジット・バルドーの『裸で御免なさい』みたいなコメディかと思ったら職業差別の重い話でした。
あんな偏見の目で見られたら足を洗う事なんて出来ないでしょ。
現在なら懲役太郎みたいにユーチューバーの選…
このレビューはネタバレを含みます
ネタバレ
米国、56年前の○○○○告発映画
最初はある娼婦がヒモチンピラに啖呵を切って立ち去る場面から始まる。
次いで新しい街で再スタートしようとするが当面の金を稼ぐために、地周りの警官相手に最後…
昨夏、渋谷の映画館でフィルムノワールの特集をやっていた。何本か観たい作品があって出掛けていた。置いてあったチラシに、本作が多くの監督に影響を与えてきた冒頭シーン、と紹介されていた。その一行にこころが…
>>続きを読む丸坊主の女性が男性を殴打する衝撃のオープニングは良かった。
ただ内容は結構雑と言わざるを得ない。
一番の問題は主人公の女、ケリーにあまり感情移入ができないという事。
娼婦というレッテルから町に来た…
このレビューはネタバレを含みます
2021/7/3
娼婦の女性が身を洗い、障害者施設で働く。
子供たちにも慕われ上手くやっているが、その街に来た時に最後の客であった刑事に紹介されたキャンディなる店に行かなかったためか、執拗に責められ…
映像は嫌いではないが、幼児性愛者だった、ということで殺人があっさり無罪になってしまうのはどうも腑に落ちない。
警部殿が一晩を共にしたくせに、後ろめたさもなく厳しい態度を取るのにも違和感。
そういう社…
「裸のキッス」
冒頭、1961年怒れる娼婦ケリー。1963年新しい街、快適な宿を見つけ、白衣の天使に変身。グラントとの出会い、同僚バフを救う。プロポーズ、リトル・チャイルド、正体、渦巻く偽善、無実…