トーク・トゥ・ハーに投稿された感想・評価 - 9ページ目

『トーク・トゥ・ハー』に投稿された感想・評価

kkbbrk

kkbbrkの感想・評価

3.8

『トーク・トゥ・ハー』(2002)
原題:Talk to Her

病室のベッドに横たわる若くて美しい女性アリシア。彼女は4年前に交通事故に遭い、以来昏睡状態に陥ったまま一度も目覚めることはなかった…

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このレビューはネタバレを含みます

女性を一方的に愛し続けたあまり、手段を選ばなくなってしまった男の話。

昨日に引き続きだけど、アルモドバル作品は官能的にならざるを得ない。アリシアの体をベニグノが洗うシーンとか、モノクロ映画の性器の…

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ゆうこ

ゆうこの感想・評価

4.0
物語の悲しみを映すビナ・バウシュ「カフェ・ミュラー」や、カエターノ・ヴェローゾの音楽など、細部が好み。
モノクロイメージのバスターキートンの女体大冒険!みたいなシーンが好き…

ベニグノおまっ、まさか!?

うっわ〜となりました。

ペドロ・アルモドバル監督作品、2作目。

愛の形は色々あると思うけれど、ベニグノのアリシアへのそれには少し狂気を感じた。一見献身的であるが、愛するが故に生じる欲が所々垣間見えるのが見ていてしんどかっ…

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交通事故に遭い4年間昏睡状態のバレリーナを愛し、献身的に世話する介護士。一方、恋人の女闘牛士が競技中の事故で昏睡状態になったため、ふさぎこんでいる男。そんな二人の男が出会い、互いの境遇を語り合ううち…

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この変態野郎が!!!(褒め言葉) やってる事はストーカーに強姦に小人に略奪にホモに…って激しめなんだけど、それも愛だねってなんかしっくり来てしまう美しさがあった。いや犯罪はダメなんだけどね
#鑑賞
良かった。
木村紅美さんの『夜のだれかの岸辺』を読んだ影響で視聴した。

ベニグノが可哀想だった。
マルコも。

深過ぎる究極の愛の物語。

純文学好きな人向けの映画だと思う。
愛や性に、定義はない。

肌の質感や肉体の撮り方にはやはりアルモドバルらしさを感じる。

植物状態になった片思いの相手を介護する男、全身全霊の愛(とセックス)で彼女を甦させたが、社会から犯罪に問われた物語。

目的は女性を救う。方法は性行為。
一見不条理かもしれないが、結果は女性が奇跡的…

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